21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

『つちのこ探検隊』って知ってますかっ!賞金一億円ですよぉ~!!

『つちのこ探検隊』とは糸魚川の市民グループである。
会の目的は、「つちのこの捕獲と飼育、およびその活用を主旨とする」とちゃんと規約に書いてある。
つちのこを知らない人の為に言っておくが、つちのことは胴体がビール瓶状に丸まった寸胴の蛇である。東北ではバチ蛇というらしい。猛毒があり、草の上をピョンピョンと跳ねて逃げるとの目撃礼もあるが、まだ誰も捕獲した人はいない幻の蛇である。
糸魚川の能生地区では昔からつちのこの目撃例が多いのだ。
もし捕獲出来たら繁殖させて、中国に一匹十億円で売ってやりたいもんだ。

捕獲はともかく、飼育まで目的に入れている所がバカバカしくも偉いと思うのだ。
もちろん冗談ではなくて、ちゃんと真面目に活動をしているグループだ。
年に何度かつちのこ探検と、観光バスを仕立てて県外からの探検ツアーも実行している。

そして、つちのこを捕獲した人には賞金がなんと一億円も出るのだが、この賞金は会の主旨に賛同した糸魚川の企業グループが共同出資する事になっているのである。
しかも、つちのこ情報提供者には「つちのこ饅頭」のプレゼント、つちのこ写真提供者には賞金十万円~百万円も懸賞金が出るのである。
さらに『つちのこサンバ』というCDまで作って、近所の幼稚園のお遊戯の時間に踊りまで教えているらしい。
来たれ全国のスネークハンター!つちのこで一攫千金ぢゃい!!
嘘だと思うなら、会のホームページを観てください。
http://nunagawa.ne.jp/tsuchinoko/index.html

現在のところ俺は『縄文カヌー』の仲間集めに励んでいるのだが、賛同者である高橋竹山さんのご主人の青田さんは顔が広くて、俺をほうぼうに連れて歩いてネットワーク作りに協力してくれている。
そのなかの一人に、糸魚川市筒石漁港で魚の仲買業をしている久保田さんを紹介して貰ったのである。
久保田さんは『つちのこ探検隊』の副隊長で、市議会議員でもある。
最初に久保田さんの自宅にお邪魔した時のインパクトが凄かった。
自宅前に仕事で使う2t保冷車が置いてあり、でっかく「糸魚川ジオパーク」「奴奈川姫」「つちこの探検隊」と書かれていて、大笑いしてしまった。
久保田さんの奥さんは恥ずかしがって保冷車には乗らないそうだが、噂を聞いた糸魚川市長が保冷車をわざわざ見に来て、「糸魚川を宣伝してくれて有難う!」と礼を言われたそうだ。
f0225473_2318883.jpg
噂の保冷車!
保冷車を前にご満悦な久保田副隊長。「どうせ写真撮るなら石斧持とうよ!」と自ら申し出てくれた遊び心満点の市議である。糸魚川って面白い人がいる。もちろん手にしているのは俺の作った石斧である。

久保田さんは俺の事は予め新聞記事を読んで知っていてくれて、縄文カヌーの協力要請をお願いすると、「悪い意味ではないんだよ、ウフフッ・・・・でもさ、いいねえ、バナバカしくっていいねぇ~・・・・俺も人の事を言えないけど、本当にバカバカしくって面白いわ!」と協力を快諾してくれた。
俺は大真面目に縄文カヌーの企画をしているのだが、どうも他人からはバカバカしく見えるらしい。
それは『つちのこ探検隊』も同じなので、同病相哀れむというヤツだ。
意気に感銘して、俺も『つちのこ探検隊』に入会する事にした。
蛇は苦手だけんども一億円ゲットしたら、まずバイクのオーバーホールせんきゃねぇ!
この春にはフランスから視察団も来るらしい。・・・国際的である。
フランスにもバカがいる。・・・嬉しい限りである。
いいねえ、『つちのこ探検隊』、本当にバカバカしくっていいや!

久保田さんは少年のまま大人になった人だ。
大人としての社会性と常識を持ち合わせた万年少年だ。
好奇心一杯で社交的、ちょっと照れ屋で目立ちたがり。そして思いついたらすぐに行動するタイプだ。
青田さんもそうだけど、そんなタイプは昔から俺の周りには多くて、そんな人とは初対面から意気投合するのだ。

久保田さんは市内にある県立海洋高校のOB会会長でもあるので、縄文カヌー完成後のベース基地として考えている、海洋高校ヨット部艇庫の無償借受の根回しをお願いした。
既に一月の時点では,水産高校の校長に俺のほうから艇庫無償借受の相談をしていて、校長先生の個人的な内諾は受けているのだが、正式な手続きや関係各方面への根回しが必要なのだ。

地域の活性化で誰でも考えるプランは、企業の誘致や観光産業の隆盛だけれども、最初になければならないのは熱意と行動力のある地元民の存在だろう。
俺は「まちつくり論文」では、その事を力説した。
『つちのこ探検隊』と『糸魚川縄文カヌークラブ』は、糸魚川を面白い街にする魁になりますよう!
[PR]
by jhomonjin | 2011-03-10 20:41 | 田舎暮らし | Comments(0)