21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
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求めます!

一隻目の縄文カヌー「小滝丸」を作った時に、お手伝いの人が何人か来てくれた。
週一ペースで一時間とか二時間程度だったけど、その時点では独力・自己資金での孤軍奮闘だったので、精神的な意味で有難かった。

しかしちょっと困った問題もあったのだ。
それは特殊な道具が必要なので、俺が長年かかって集めてきた道具が一種類づつしか無く、せっかくお手伝いに来てくれたのだからとその道具を貸してしまうと俺が遊んでしまい、やむなく掃除でもすることになってしまうのである。
お手伝いの人は木工経験が俺より少ないから、俺がやった方が絶対的に早い。
でも縄文カヌー作りの愉しさを分かち合いたいからと、敢えてお手伝いさんに道具を貸して俺が掃除をしていた。
研ぎ澄ました刃物で木を削る作業の愉しさっていったら無い。

小滝丸が完成して、「日本海縄文カヌープロジェクト」という市民グループが出来た。
喜びを共有できる仲間が増えたのだ。
さて、これからもっと大きな縄文カヌーを作っていく計画だが、仲間の分の道具をどうするか?
道具類は特殊なだけに高価だ。
大工チョウナや臼刳りチョウナなら一丁で三万前後はする。

そこで地元タブロイド版新聞「糸西タイムス」(上越市版は上越タイムス)の「求めます」コーナーに、欲しい道具類を駄目モトで掲載して貰った。

結果は隣の上越市柿崎区のおじいちゃんが船大工だった、というKさんから「去年死んだじいちゃんの道具が納屋にしまってあるので、貰ってくれればじいちゃんも喜ぶ」という連絡が入った。
聞けばじいちゃんは、「ドブネ」を作っていたらしい。
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Kさんから頂いた道具類。左から大工チョウナ・手斧・鑿・鍔鑿でまだ他にもある。横須賀の船大工が使っていた手刳チョンナも持っているが、縄文カヌーの子孫とも言えるドブネ大工の道具類だ。


ドブネとは、日本海の北陸~東北にかけて昭和30年代の頃まで使用されていた網漁用の木造漁船である。丸木舟の名残りを残した直系の子孫といえる。
骨組みがあって舟板を接合した構造船と、丸木舟と中間的な位置にある準構造舟という分類だ。
縄文カヌーを作るのに、相応しい履歴の道具類。
大工チョウナは、板を削るのに使う。
頂いたチョウナは、大工用より刃が厚くて、蛤を合わせた様な蛤刃になっている重厚な作り。柄の曲がりも少ない。
手斧も小型が数種類。
縄文カヌーには使わないけど、舟釘を打ち込む前に下孔を開ける為の鍔鑿まである。
この鑿は、打ち込んだ後に鍔を逆から叩いて抜く事が出来るのだ。
錆びているけど、表面的な錆のようだから、研ぐと輝きと切れ味を取り戻せそうだ。
船大工だったじいちゃんの供養にもなるだろう。大事に使うことを約束して、お土産のお袋が作ったカリンのジャムと、去年まで研修していた「朝日池総合農場」で買った卵と餅をお礼代わりとした。

他にも地元の青海町・・・いい名前だ・・・の元漁師さんのSさんから、ライフジャケット二着を頂いた。
肝臓癌になって、漁師を廃業したそうだ。
ライフジャケットも俺の分はあったけど、他の会員の分や体験会用にはB&Gからの借り物だから助かる。
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臼刳りチョンナ(手繰りとも言う)はもう一丁是非とも欲しい道具だ。内側を抉る時に使う。この道具は神奈川県藤沢市の臼職人の友人である「柴一」さんから、不要品を俺が作った米と物々交換して入手した。

皆さん、チェーンソウ・臼刳りチョンナ・ライフジャケット・小型GPS・双眼鏡など、不要の道具類ありましたら連絡ください。
大事に使わせて頂きますよ~。
それと糸西タシムスさんご協力痛み入ります。
今後ともご協力のほどお願い致します!。
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Commented by まっちゃん at 2011-12-16 00:15 x
古い型のBCDならあるよ~
Commented by jhomonjin at 2011-12-16 20:39
海潜るわけぢゃないんだけんどもねぇ~。
第一、まっちゃんサイズを着られる日本人って、相撲取りかプロレスラーくらいだろうよぅ。
by jhomonjin | 2011-12-10 10:44 | 日本海縄文カヌープロジェクト | Comments(2)