21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
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カテゴリ:何やってんだっ!( 10 )

このブログを開設して四年目。

諸処の事情から
OCNのブログ人に引っ越すことになりました。

諸処の事情とは、「ぬなかわヒスイ工房」のHP作りをしているのですが、ブログリンクがエキサイトのままでは文章のみしか表示されず写真が表示できないのです。

使い慣れたエキサイトではありますが、本日を持ちましてやむなく引っ越しとなりました。

引っ越し先のOCNのブログタイトルは、これまでと同じ「縄文人(見習い)の糸魚川発!」のままです。
URLは下記になりますので、今後ともご贔屓を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
いざ
http://nunakawa.blog.ocn.ne.jp/

追記(2014年12月3日)
と思いきや、2014年11月30日にOCNブログがシステム不具合で閉鎖されることとなり、12月からgooブログに引越しする事となりました。

新しいURLは以下ですので、よろしくお願い致します。
http://blog.goo.ne.jp/nunakawazoku


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by jhomonjin | 2013-06-20 22:35 | 何やってんだっ! | Comments(6)
仕事しながらラジオを聞いているが、このところ尖閣諸島のニュースがよく出てくる。
面倒くさい問題だ。

そこで俺様のグッドアイデアをご提案。
島の名前を「愛と平和の島 キティーアイランズ」に変えたらどうかね?
キティーちゃんと言えば世界中にファンがいる元祖ゆるキャラだ。
領土権を問題にすると、支配だの侵略だのと殺伐とした対決関係が成立してしまうから、中国にも日本国民にも意表をつくネーミングにすることで争うことがバカらしくなるのではないか?
同じ土俵に立っていると水掛け論になってしまうから、別次元の問題にすり替えてしまうのだ。
「かわいい!」が尖閣問題を円満に解決するキーワードになる・・・かな?
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キティー好きをキティラーって呼ぶのだそうだ。話の種にキティラーの女友達にキティーグッズ専門店に連れていってもらったことがある。彼女は四〇代だけど「だってかわいいんだも~ん!」とキティーの弁当箱使っているにも関わらず、「私はキティラーじゃない」って言うのは何故?。







尖閣諸島には8つの島があるらしいから、ストロベリー島とかパンプキン島とかの「かわいい♡!」って感じの名前にしちゃう。
おとっつぁんから見て「かわいい!」って、朝のNHKニュースの鈴木アナとかだが、この場合の「かわいい」は、女の子が好む「かわいい!」である。
「KAWAII]は国際的に通用する日本語になっているらしい。
日本が世界に誇る「わび・さび」の文化に加えて、現在は「かわいい」が日本を代表する文化と世界中で流行しておると聞く。

「本日未明、中国軍機が『愛と平和の島 キティーアイランズ』に領空侵犯しました。」なんてニュースが世界中に報道されたら、中国は完全に悪役になってしまうだろう。
なんてたって愛と平和の島に上空侵犯しちゃうんだから。

島の上空には巨大キティーちゃんのアドバルーンを幾つも浮かばせる。
アドバルーンには日本のハイテクを駆使したキティーロボットが乗っていて、飛行機が近づけばキティーロボットが手を振って愛想を振りまく。
アドバルーンに近づくと「中国のオトモダチ、ニイハオ!ようこそ愛と平和の島 キティーアイランズへ!島に上陸したいオトモダチは、ネット予約かコンビニでクーポン券をお買い求めくださ~い。2週間前の先行予約は5%の割引!またお得なファミリーセットはお食事券と宿泊料金10%の割引で~す!」とラジオ放送が受信される仕掛けにしておく。

中国軍の戦闘機が「このヤロ!」とミサイルで撃ち落としたりしたら大変なことになる。
アドバルーンにはカメラが仕掛けてあって、ミサイルが命中する瞬間をユーチューブで流す。
中国軍の蛮行に対して全世界のオタクから批難轟々となるに違いない。

この騒動を街頭インタビューする時には新橋駅前の酔っ払いのおとつぁん相手ではダメだ。
小学校の校門で待ち受けて、下校時の学童に出口インタビューに限る。
登校時間は遅刻するかもしれないから駄目。
「えっと、キティーちゃんは悪いこと何もしていないのに、可哀想だと思いますっ!」
「えっ~、キティーちゃん可哀想!!」
その声に反応した学童たちが黄色い声を張り上げて「キティーちゃんかわいそう!」の大合唱てな感じ。
そしてニューススタジオでは三輪明宏さんに林家彦六(林家木久蔵の師匠)の霊を呼んでもらっての特別インタビュー。
「無抵抗のネコぉ、ミサイルで撃ち落とすなんざ~、惨いことするじゃぁねえぇか・・・。」
「江戸っ子の風ぁ上にも置けねぇ~。」
「いってぃ、どういう了見なんでぇ~」というコメント。
(林家木久蔵改め木久翁よくが物まねしている感じで、間延びさせて声を震わせて読んでください)
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ご存じ「稲荷町の師匠」こと林家彦六師匠。若い頃は頑固で喧嘩っ早いことから「とんがり」とあだ名されたそうだが、晩年は愛嬌ある好々爺となり、亡くなった今では物まねされる噺家ナンバーワンとなった。因みに最晩年に彦六と名乗ったが、その前は林家正蔵と名乗っていた。


中国人相手に「江戸っ子の了見」という判断基準で啖呵を切るのは流石に彦六師匠である。
「いよぅ、待ってましたっ、稲荷町っ!」と喝采を浴びること間違いなし。

こんなふうに何がなんだかわからない混沌に持ち込むのだ。
中国軍の兵隊だって、なんだかすんごく悪いことをしている気になって来ないか?
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by jhomonjin | 2013-03-07 20:34 | 何やってんだっ! | Comments(2)
この10年来使用していたhotomailがたまにログインできなくなることがたびたびあった。
しかし1月12日夜についに何をやってもログインできなくなった。
夕方までは普通にログインできてたのだ。
復旧する可能性もあるだろうが、復旧できなかったら、hotomailのアドレス帳に登録してある200件近いメアドが使えなくなることもあるだろう。
地元新聞の糸魚川タイムスで連載している「縄文来福」も、最終回なのに締切を過ぎても原稿をメール送信できず、発行日前日に滑り込み入稿という事態となってしまった。
ネットの知恵袋で検索したら、hottomeilは同じ問題に直面して困っている人が多いらしい。
Windowsがやっているのになんてこったい。

そこで今後はGmailをメインに切り替えることにした。
そこで俺のメアドを知っている人にお願いがあります。
恐れ入りますが、このブログの非公開コメントに皆様のメアドを送ってください。
名刺を貰っている人や、携帯メアドを知っている人も送ってもらえれば助かります。
コメント欄にあなたのメアドと励ましのお言葉を添えて、最後の「非公開」にチェックマークを入れれば他の人にに知られることはありませんので、よろしくお願いいたします。

最近俺にメールしたのに返信がない人は、基本的に貰ったメールは返信しているので、返信がない人はコメントにメアドを教えてください。
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by jhomonjin | 2013-01-15 21:32 | 何やってんだっ! | Comments(0)
最近パソコンの調子が悪くなってきたと思ったら、週末にフリーズしたまま動かなくなった。
姪に診てもらったら、ウイルスが原因らしく手に負えないので、買った店で相談してみろとのこと。
しかしフレッツ光でウイルスクリア契約してんのに、なんでまたウイルスなんだ?

そして行きました、パソコン持ってケーズデンキへと。
パソコン担当の副店長さんに相談したら、ほんの数分で原因を突き止めてくれた。
なんと俺が知らないうちに、中国の『百度』という会社の中国語の翻訳ソフトがダウンロードされており、そいつがどうも怪しいという。
勝手にダウンロードされていたのは、BaiduIME.exeというソフトだ。
この語学変換ソフトをダウンロードすると、パソコン使用者のネット利用状況を『百度』がいつでも覗き見できる裏機能があるとのこと。
個人情報を盗んだりもできる、つまりスパイソフトだ。
百度は、中国の国家的な陰謀に加担していると噂されている怪しいソフト会社らしい。
またこのソフトには、ウイルス対策ソフトを凍結させる機能もあるんだと。
おいっ『百度』、なんちゅうことすんだよ!バーロー!!

俺は自分で無料ソフトをダウンロードなんかしたことなんか無いが、二点思い当たる節がある。
心当たり(その1)
親友の中国人ジャーナリストからメールが来て、開いたら文字化けして意味の分からない内容だった。
その友人に文字化けした意味不明のメールが送られているよ、と返信したら彼からはメールした覚えが無いという返信。
後日、友人からメールが来て、彼のパソコンに侵入して友人の名を騙って偽メールしているヤツがいるらしく・・・多分、中国人・・・迷惑おかけしました、とお詫びがあった。
彼は中国の裏社会に通じていて、正義感に燃える熱血漢だから恨みを持っている中国マフィアも多く、かっては命を狙われて逃げ回っていたこともある男だ。
その時になんか嫌な予感がした・・・。
心当たり(その2)
副店長がパソコンの使用状況を調べたら、今年の8月25日に『百度』のソフト関係で何かが起きた形跡があるとのこと・・・。
その日は『縄文の学校』があって、早朝に関根秀樹先生が俺のパソコンでユーチューブが見られる環境設定をしてくれたのだ。
それでは俺のパソコンではユーチューブが見られなかったので、喜んでいたのだが・・・。

とりあえず変換ソフトを削除して貰ったら正常になった。
全部で20分くらいの出来事。
副店長はパソコンは素人だと謙遜していたが流石はケーズデンキ!
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by jhomonjin | 2012-11-16 20:44 | 何やってんだっ! | Comments(0)
この数日は夜になると大分寒くなってきた。
俺は寝相が悪いから、夜中に布団からはみ出て寝冷えしたらしい・・・風邪を引いた。
こんな時には薄めにしたホットカルピスが美味い。
何を飲むより温まる。
今晩はレモンを絞ってみた・・・これぞ初恋の味である。
俺的にはカルピスは冬にお湯で薄めて飲むもんであり、夏の冷カルは甘ったるくて好きではないし、それにカルピスが飲みたくなるのは年に数回だけだ。

俺の好きなプロレスラーのひとりであるマサ斉藤は、本気になったらアントニオ猪木など足元に及ばないツオイレスラーだ、と俺は思う。
人間離れしたキングコング体型のマサさんの好物は、意外にもカルピス。
アメリカを拠点にしているマサさんは、日本に来るとカルピスが飲める♡と楽しみにしていたらしい。
「ああっ~、こんな美味ぇもん他にはねぇ~!」と試合の後に相好を崩してゴグゴクと飲んでいたのだ。
マサさんもそうだが、俺も外見上は酒飲みに見えるらしく、カルピスが好きだとは誰も思わないだろう。 
俺は年に数回とはいえ、カルピスが飲みたくなったら
今ここでっ!
金に糸目は付けないから大至急っ!!
例え相手を押し倒してでもっ!!!

と、!マーク全開のカルピスモード120%になってしまうのは、俺だけではあるまい。
オトコを狂わせる魔性の飲物、それがカルピス。
とにかくカルピスは偉い。

ところがである。
日本に来たガイジン共はカルピスの評価はイマイチらしい。
ガイジンにはカルピスがカウ・ピス、つまり牛のションベンと聴こえてしまい、気味が悪いというのだ。
ポカリスエットは、ネーミングから汗を飲むみたいで気持ち悪いというのは分かる。
納豆、くさや、糠漬けを食ってみろとは言わんが、カルピスは飲んでみさっしゃい。
美味いんだから。
おいっ、ガイジン共っ、カルピスを飲まずに日本を語るなかれ!
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by jhomonjin | 2012-09-26 22:47 | 何やってんだっ! | Comments(0)
俺はシャレの通じない余裕の無い奴は苦手だ。
アメリカの同時多発テロの時に、当時のブッシュ大統領は「我々の友人でなければ敵である」という発言をしていたが、余裕の無い嫌な奴だなあ、と感じた。
それは白か黒か、敵か味方か、キリスト教徒か異教徒かという一神教的二原論だ。
ユダヤ教やイスラム教もグレーゾーンの無い両極端な一神教だ。

原発も一神教的だと思う。
生か死か、無事故か大惨事かと極端でやっかいな性質を持っている。
シャレで「事故っちゃったけど、ご免ね」で済む相手では無いから、子供の頃から俺は生理的に反原発派だったし、選挙では原発推進をする政治家に一度でも投票した事は無い。

その反対に、縄文時代の文化には何か余裕を感じるのだ。
多神教だったからなのかは分からないが、縄文時代には国家という概念が無い水平的な社会構造の時代であった事は、間違い無いだろう。
水平線の世界だから風通しも見晴らしも良いから、気分も良い。
国家という概念は頂点と底辺という垂直的な社会構造を持つ。
頭の上には必ず何かあるから、ちょっと息苦しくなる。
俺は一神教的論理にも同じ息苦しさを感じている。


俺は去年まで神奈川県の土木事務所で設計と監理の仕事をしていた。
河川拡幅工事の設計で、河川敷にある邪魔な電柱があったので、上司と協議して東京電力に電柱移設の申請をした時の事だ。

現地立会いに来た東電の社員は小奇麗な作業服を着て、随分と尊大な態度だった。
たった二本の電柱を移設するのに、通常でも申請から最低三ヶ月経たないと工事が出来ないし、繁忙期であるので工事まで半年は必要だという。
県の役人である俺達が呆れる程のお役所仕事にビックリしたが、工事開始は三ヶ月後なので迅速な対応を頼んで申請書を提出した。

ところが三ヶ月後に工事が始まっても電柱移設は行なわれず、現場監督から電柱が邪魔になって次の工程に移れないとクレームが来た。

再三の催促にも関わらず、東電は担当者が不在で詳細は不明だの、携帯電話を聞きだして立会いに来た担当職員を捕まえても、ノラクラと言い訳ばかりしていた。
煮ても焼いても食えない、捉えどころの無い鵺のような男だった。つまりバケモノである。
オウム真理教の上祐のように、言い訳と責任逃れが実に上手かったから頭は良いのだろう。
業を煮やした俺は、彼の上司を電話で呼び出し、窮状を訴え速やかな電柱移設を要請したが、なんと工事担当者の所まで申請が回っていないので、工事の段取りが出来ていないというのだ。

俺の報告を聞いた上司は怒り心頭で、東電に「あんた達、何やってんの!これは災害対策の河川拡幅工事だよっ!公共業務妨害で訴訟するよっ!」と電話で怒鳴りまくった。
上司の雷が効いて、それから一ヶ月後に電柱移設は終わったが、工事に掛かった時間は二時間程だ。
しかも二本の電柱移設の筈が一本の移設しか行なわれず、現場に来ていた下請け業者に文句を言うと、移設は一本だけだと聞いている、という出鱈目さであった。
ちゃんと申請書には図面と仕様も付けていたにも関わらずだ。

結局、東電の現場は何事も下請け会社任せであって、東電社員は現場経験の無い事務屋なのだという事だ。
あの担当者は特別に無責任で、現場の事など何も知らない駄目職員だったのかも知れないが、中には優秀で真面目な社員もいるだろうに、要するに東電は親方日の丸のノンビリした社風なんだろう。
こんな奴らが原発を『絶対に安全だ』と言っていたのか、と暫く職場で話題になっていた。

今回の原発事故の東電の説明を聞いていると、まるで他人事のようだ。
あの時の担当者と同じで、責任の所在が分からない捉えどころの無い説明態度だ。
東電ってそんな組織だ。

放射能汚染も顧ずに現場で必死に対応に追われている職員だっているのに、経営陣のなんたる頼りなさだろう。

東電幹部や原発を設計した技術者、安全基準を作った行政組織、そして原発を推進してきた政治家は、今度の原発事故が想定外の地震と津波が原因だと言い訳が出来ると思っているのか?
想定外を想定してこその安全基準だと俺は思うのだが、国民の多くはそうは思わないのだろうか?
少なくとも俺は子供の頃からそう思っていた。
原発の誘致をしてきた県の知事や市長、議員はその所を理解出来ていたのだろうか?
偉い学者が何人も絶対に安全だと太鼓判を捺したから大丈夫だろうと単純に判断したのなら、あまりにも無責任過ぎる。

御用学者は、立身出世のためなら嘘だって平気でつくのは、イタイイタイ病や水俣病で学んできたはずだ。
長良川河口堰の時だって、国土交通省は「河口堰を作っても環境には影響は無い。魚道を作るから、天然鮎だって70%は遡上できる」と矛盾した説明を平気でやっていた。
70%の鮎が遡上可能とは、仮に百匹の鮎がいたとすれば七十匹しか遡上出来ないという事だ。
翌年は七十匹の鮎の70%が遡上するとして、鮎は四十九匹となり、二年間で五十%以下に減るという理論だ。
東大工学部や東工大工学部を出たような優秀な官僚が、その程度で環境に影響が無いと公言していたのだ。

例えば原発だって、百年に一度の規模の災害を想定した安全基準だから絶対大丈夫と言っているのだ。
逆に言えば、明日がたまたま千年に一度のもっと大規模な災害の日だったら、原発は安全ではないという理屈である。
つまりこれらは言葉の遊びに過ぎないという事だ。
矛盾を矛盾と感じないのが、偉い学者や技術者、政治家や行政マンらしい。
絶対に安全というからには、永久に安全という基準でなければ意味がない。
最新の科学で世界最高水準の安全基準と建造技術より、俺が子供時代に感じた原発への生理的嫌悪感
の方が正しかったという事は、一体どういう事なのだ。
学者や政治家の言葉より、人はもっと自分の皮膚感覚を信じるべきだ。

東電を糾弾するなら、原発の安全基準を作った組織、原発を設計して作った三菱や東芝といった企業責任者、積極的に推進や容認してきた政治家、行政責任者よ、まず命を捨てる覚悟で福島原発に駆けつけて、現場職員に代わって事故処理に当りなさい。
自民党の歴代総理も福島原発に全員集合!
小泉さん、貴方も原発は必要だから万全の安全対策して推進する国策だとテレビで言ってたよな?
自分の言葉に責任を持てよ。

貴方達の無責任な判断の尻拭いとして、今も原発に残って不眠不休の作業をしている東電の現場職員(多分、多くは下請け会社の人達だろう)や、周辺で救助に当っている自衛隊隊員、消防隊隊員が危険に曝されているのだ。

原発で死ぬのは未来のある若者ではなく、貴方達のような無責任な老人達です。
ちゃんと責任を取りなさい。
事態は東北はおろか地球規模の危機なんだよ、分かっているのか!

本当はサバイバルグッズの紹介をするつもりが、書いている内にこれまでの鬱憤が一気に出てしまいました。
一日で二回もアップするのも初めてです。居ても立ってもおられないのです。
明日は必ずサバイバルグッズの紹介をしますが、糸魚川も計画停電のようですから、もしかしたら明後日になるかも。
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by jhomonjin | 2011-03-16 10:22 | 何やってんだっ! | Comments(0)
大地震だ。
新潟県は一部で土砂崩れや建物倒壊があったものの、大きな被害はいまのところは無い。
ニュースで新潟も地震があったと放送しているので、仲間から安否問合せのメールが届き始めている。
糸魚川は大丈夫です。
津波注意報は発令されたものの、津波は今のところは20cm程度でした。

しかし俺の甥っこは、新潟県警の山岳救助隊に所属しているので、昨夜から南相馬市に派遣されているらしい。
報道では警官の行方不明者が多数いるとの事なので、今日は家族でテレビに釘付けになっていた。
死ぬなっ~!ダイスケエ~、危なくなったら任務ほっぱらかして逃げて帰って来いよぉぉぉ~、と真剣に思う。
甥の少年時代は喘息の発作で入退院を繰り返す程の病弱だったのだけど、高校の山岳部に入ってからメキメキと逞しくなって、インターハイや国体の代表選手までになった努力家だ。
性格も素直で実直だ。去年は美人の嫁さんも貰った。
遠く離れた土地の災害も、身内が関係していると問題は切実だ。

整体の稽古仲間にも東北在住者がいるが、音信不通らしい。
事務局は徹夜で待機して連絡を取っているようだ。
岩手在住で、切付が良くて肝っ玉母さんのSさんは健在だろうか?
稽古の後のお茶会や、ご飯を一緒にする時なんか、Sさんは俺に金を払わした事は無い。
長旅に出る時も、お守りと餞別を渡してくれた。
まさかあのSさんに限って・・・とは思うが、濁流に家を流される映像を観ていると他人事とは思えずに切なくなってくる。

問題は原発事故だ。
原発は何重にも安全対策をしているから、絶対大丈夫だと言っていた人は何て言い訳するのだろうか?
原発は危険だけど必要だから賛成、と言っている人達にも聞いてみたいもんだ。
『想定外の規模の地震』は『絶対大丈夫』と太鼓判を捺した事の言い訳にならないだろう。
微量の放射能や放射性物質が流出しても人体に影響は無い、という論理も無理がある。
放射能は大気や海、大地に濃縮されてくだけだ。
風が海に向って吹いるから陸地は大丈夫、という理論も変だ。
海水は二年で世界中を巡って循環しているのだ。
六ヶ所村では微量の放射能を含む冷却水を海に流し続けている。
もう核燃料に頼るのはやめようぜ。

この二十年来、俺は同じ悪夢を何回も見続けている。
そして、その夢の内容はだんだんと具体的になってきている。
何かの地球規模の壊滅的な変動で、どこか遠くに旅立つ夢だ。
ある時は汽車、ある時は宇宙船、ある時はUFOに乗って地球外らしい所に脱出する夢なのだけど、いつも突然の事なので、俺は大いに慌てる夢である。
これから始まる長い旅路に必要な物や最小限の着替えをバックパックに詰込んだり、家族を探したりと大慌てになるのだ。
出発時間が迫っているのに、準備しておいたサバイバルグッズが見つからなかったりして、家中を引っ繰り返して探しまくるのだ。

何年か前に同じ夢の中で、何時も通りに慌てふためく俺は『準備を怠り無くという事・・・予行練習みたいなものなんだよ・・・』という声が胸の中に響いてきた。
それ以来は同じ夢を観ても、あまり慌てる事は無くなった。

昨夜の夢はとてもリアルだった。
宇宙船に乗る準備が整って、家や整体の道場を綺麗に掃き清めて、心おきない旅立ちの準備を終わらせた。
そしてお世話になっている整体関係の恩人に、一緒にここを離れましょう!と説得するのだけど、その恩人は観音様の様に静かに微笑んで・・・何時も観音様のような慈愛に満ちた人である・・・、覚悟は出来ているので地球に残る、と言われるので泣く泣く別れる夢だ。

本当にそんな日が来ない事を切に願っている。

追伸
俺は日頃からサバイバルグッズを持ち歩いています。
登山用アルミ水筒の他に、小型懐中電灯、コンパス、ミリタリーナイフ、絆創膏、防塵マスク、耳栓などを専用のポシェットに入れて持ち歩いているのです。
首都圏にいる時には、帽子や折畳み傘、ウインドブレーカーなども必ずバックに入れてました。
整体の稽古着は和服なので、下駄か草履を履いて道場に行く事が多かったですが、サバイバルグズの他に地下足袋も合切袋に入れて歩いていました。
すべて自分なりに吟味を重ねて集めたサバイバルグッズです。
何時も荷物が多いね、と笑われる事が多かったですが自己防衛は必要でしょう。
首都圏の皆さん、人から笑われてもくれぐれも準備怠りなく!
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by jhomonjin | 2011-03-12 23:46 | 何やってんだっ! | Comments(2)
前回の続きだ。
当時の推定で、中国に潜伏している難民は四十万人程度とされていた。
中国政府が彼らを難民認定さえすれば、国連や各国ボランティアによっての支援や第三国への脱出は可能だが、北朝鮮政府が難民は存在していないと公表している関係上、外交政策上の問題として中国は彼らを難民認定しないのだ。
したがって、中国における難民の立場は単なる不法入国者であって、難民は見つけ次第に北朝鮮に強制送還される事になっている。
その後は強制収容所に入れられるらしいが、平均して二年位で餓死や過労死するのだと難民は言っていた。
実際の難民自体も腎臓を壊してそうな顔色の人が多かった。

中国は多民族国家だが、漢民族に次いで人口の多いのが朝鮮族である。
戦前に満州と呼ばれた東北地域に朝鮮族が特に多い。
最も朝鮮族が多い州が延辺朝鮮族自治州で、北朝鮮と国境を隔てている。
中国国内に難民が潜伏出来るのは、同じ朝鮮族が多く言葉が通じる事と、朝鮮族の中には同情心から、そしてこの地域に多いプロテスタント信者などが信仰心から難民を匿ってくれる場合があるからである。
難民の間では中国への密入国に成功したら、とにかく十字架のある家を探して逃げ込め、と噂になっているらしい。
朝鮮族の街や農村には大小の教会が結構あり、小さな教会は外壁にペンキで十字架が描かれているだけの簡素な民家だったりする。
難民を匿えば、善意といえども平均年収の二倍前後の罰金刑となるので、難民保護の行為は並大抵では無い。食料や衣服、金銭の施しだけでも処罰の対象になる。
それでも難民を匿う朝鮮族はいるのだ。俺には真似出来ないと感服した。

多くの難民達は公安に密告される恐怖の中、朝鮮系中国人になりすまして社会の底辺で生きている。
男は3Kの肉体労働、若い女の場合は・・・酷い状況だ。
雇用主に反抗すれば公安に密告するぞ、と脅されて最低賃金以下で働らかせている場合もあるようだ。農村などでは労働力の担い手として、養子になって幸せに暮らしている場合もあるようだ。
彼らの不安定な生活は、北朝鮮という国家(朝鮮民主主義人民共和国)が存在する限りは生涯ついてまわる。

俺達の調査は純粋な人権問題を主旨としていて、北朝鮮に食料を送るとか、難民を海外にトンズラさせようとしていた訳では無い。
政治的な目的も一切無い。ただ様々な縁あって黙って見過ごす訳にいかなくなっただけだ。
俺達の集めた多少の義援金もあったが、40万人の難民には焼け石に水だし、難民は一ケ所に長くいると密告の危険がある為に流動的で、支援も難しいのだ。
古米や余剰米を日本から送れば良いだろう、という意見は誰でも考える支援方法だが、送料や輸入税が高くつくし、中国の法律上は難民支援は法律違反なので、その金があったら中国国内で米を買ったほうが確実で安上がりなのだ。
継続的な物質的支援をする場合は、中国国内の朝鮮族の難民支援活動家に現金を渡す間接的支援が安全で確実だ。
この調査の結果を俺はどう行動に移すのか?
色々考えて、難民の子供達に絵を描いて貰い、日本で絵画展と講演会をして、彼らの現状を知って貰う活動をする事を思いついた。
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兵隊になりたい
難民の子供達に「将来の夢」という題で絵を描かせると、男女問わず兵隊になりたい、という題が多かった。国旗とセットの絵だ。この絵を観た戦中派のある男性は、自分の子供の頃もそうだった、と言っていた。


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無題
この絵は、別の少年の絵の裏面に描かれていた。背中を向けて悲しそうに座る女性と、その後姿を布団の中から見る少年の絵だ。少年とその母親なのかも知れない。寂しい雰囲気。

難民の現状を知ってどうしろというのか?
それは各自が各自なりに考えて貰うのだ。答えは各自で出して貰う。
俺の場合は「飢餓と飽食」というテーマで、バイクに乗って出前方式の絵画展を各地で実行した。

絵画展をしていていると、北朝鮮へ援助は反対だとか、拉致問題やテポドンの脅威があるのに何故、北朝鮮の難民を支援するのか?とかまったく論点が噛合わない論争を挑んでくる人もいた。
違う、俺の訴えたいのは飢餓と飽食だ!と反論しても彼らの耳に入らない。
第一に難民は北朝鮮国家の犠牲者であって、彼らを支援する事と北朝鮮国家を支援するのでは別な話しだという事を説明しても、耳に入らないのだ。
飢餓も飽食は現象としては反対だけど、これらは地球規模の環境問題なんだ、と声を大にして言いたい。

60億の世界人口の1/3を占める先進国によって、世界の3/4の食料が消費されている。
今でも三秒に一人が世界の何所かで餓死しているらしいが、仮に食料を全世界に均等に配分するとしたら、10%の余剰分食糧が出る、という試算があるそうだ。
沖縄県民は豚肉を沢山食べるから長寿だ、というのは農水省が食肉業界とがグルになってでっち上げたウソだ。
沖縄の長寿を支える老人達は、戦前戦後を通じて祭りや冠婚葬祭、盆正月といった特別な時にしか豚肉を食えなかったのだ。米も満足に食えなかったそうだ。
戦後豊かになってから育った世代から、本来はハレの日の特別な食事であった豚肉を毎日食うようになったのだと、沖縄の老人から聞いた。
だから親より先に死んでいく沖縄県人は多い。
日本人平均で言うと、戦前に較べて戦後は肉類を13倍、卵は12倍も食うようになっている。
逆に米は8割に減っている。
牛肉を1キロ作るには、飼料となる穀物が7キロ~8キロ必要になる。

俺は日に二食しか食わないし、魚や肉類は滅多に食べないご馳走だ。
基本は丼飯と一汁一菜である。一菜といってもオカズは糠漬けと自作の胡麻塩くらいだ。
でも人より元気で重労働に耐えられし、平均的日本人成人男子よりは力持ちの部類だとも思う。
だから断言できるが、カロリー計算や栄養学を鵜呑みにしてはいけない。あれは間違った固定観念だ。
ネパールのシェルパ達は、ツァンパという麦焦がしをバターを混ぜてチャイで練っただけの食事や、ご飯と豆カレーだけで40キロを超える荷物をビーチサンダル履きで細い山道をひょいひょい登っている。こんな現象は栄養学で説明が付くのだろうか?
俺も今の食事に慣れるのに二年かかったが、俺だって昔は相当な大メシ食らいだったのだ。20代の頃の昼飯は、大盛ラーメンと大盛カレーでも夕方には腹が減っていた位だ。
そんな俺が言うのだから間違い無い。
整体式の食事では、食いたい時に食いたい物を食いたいだけ食えと教え、無理して食って身体を壊すよりは残せというのだが、俺式はそんな事で身体が壊れるようなヤワな胃腸などクソ食らえ!と言いたい。
要は食えるだけを作って食えば良いし、外食の時なら「ご飯は少な目にして下さい。」と注文すれば良いだけだと思うのだ。
とにかく今の日本人は食い過ぎだ。そしてメシを残し過ぎだ。
牛肉やマグロを毎日食わなくてもいいじゃないか。たまに食べるからこそご馳走だろう。
江戸時代の天明の飢饉では30万人が餓死しているのだぞ。
今の日本は穀物自給率で30%台で先進国中最低だ。
一粒の飯粒も残すとバチが当たる、と言っていたのはほんの少し昔だ。
これからの時代のキーワードは「メシは残すな!」がトレンドですわ。頼むよ、本当に。
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by jhomonjin | 2010-11-20 22:05 | 何やってんだっ! | Comments(0)
俺の座右の銘は「メシは残すな!」である。
このフレーズは高校生の時から使っているが、俺は食べ物を残したり粗末にする事に非常に抵抗感があるのだ。
まだ憤りが治まらないので、前回のモチ大量廃棄処分の続きだ。

ドリフのギャグも、食べ物を投げたりするシーンだけは頂けなかったし、今でもタレントが大食いするだけのテレビ番組なぞ見ると、すぐにチャンネルを変えてしまう。
大食いして見せるだけで何で番組が成立するのか不思議だ。
少しだけ食って、たくさん動ける身体が良い身体だと思うのだが、タレントが大食いして見せたところで何が面白いのか俺には解らない。
燃費の悪い身体は自慢出来んだろう、そりゃ、とテレビに向かって罵るのだ。

10数年前のある日、知人のチベット仏教僧から電話があった。
チベット仏教僧といっても日本人で、新潟県津川市の山奥に庵を結ぶ野口法蔵という坊さんだ。
法蔵さんは断食の世界的権威として現在は有名になっているらしいが、当時はそれほど有名でもなかった。
「山田さん、中国に行った事ありますか?無ければ旅費、滞在費全部ただで行く話しがあるけど、行く?」
「行きます!行きます!何時ですか?すぐ行きますよ!絶対に行きますよ!!」と俺は息せき切って理由も聞かずに快諾した。

話しはこうだ。
北朝鮮が慢性的な飢餓状態なのは周知の事実だが、その難民が中国国境を越えて中国国内に大量に不法滞在している。
中国当局は難民を捕まえ次第に北朝鮮に強制送還しているが、その先の事は生きて強制収容所から出てきた人はいないので不明だ。
問題は中国国内での難民の置かれた状況自体がまったく不明であって、このことに人道的立場から調査団を派遣すべきだが中国政府はそれを許さない。
したがって中国国内に旅行者として入国して、目立たないように北朝鮮国境近辺に行き、独自に難民の調査をしたいと考えている長野県に住む色平哲朗という内科医がいる。
調査自体が中国国内では違法だし、北朝鮮の秘密警察の目も光っている。
危険な状況も予測されるので、色平医師がポケットマネーで旅費その他を負担するが、現地で調査をする人選を頼まれたので俺を紹介したい、という事だった。

危険な任務だ。
そこでバックパッカーとして経験豊富で、巧みに中国人に紛れ込み、危機においては機知に富み、勇猛勇敢にして優秀な知性と強靭な体力を持つ稀有な人材という条件にぴったりだったのが俺だったわけだ・・・本当は暇な人という条件だったようだ・・・。

そういう事なら持ち前の義侠心がムラムラと湧き上がり「俺に任せろっ!」と是非も無いのだが、現地に行っても中国語もハングル語も話せない俺に何が出来るのか?
そんな質問をすると、言葉は分からなくてもとにかく現地に行って現状をレポートしてくれば大丈夫、という。
その後、色平医師に会って打合せしたが、現地に何のツテもコネも無いが、行けばなんとかなるよ、と、言われるままに現地入りした。
スポンサーがなんとかなるから大丈夫というのだから仕方ない。
難民の事なんか何にも分からずレポートを書けなくてもワシ知らんケンネ!と覚悟を決めたのだ。
中国に旅立つ前は、友人達から北朝鮮秘密警察に捕まって拉致、拷問、強制収容所送りなど散々脅されたが、やる時ゃやるのだ俺は。

そしたら本当になんとかなったのだ。
現地での詳細は、大っぴらに出来ない話しばかりなので省略する。
ちょとした冒険談もあったが結果オーライで難民に何人も合って、彼らの置かれた状況をつぶさにレポートが出来たのだ。(続き)
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by jhomonjin | 2010-11-14 12:00 | 何やってんだっ! | Comments(2)
研修先の農場で、賞味期限を過ぎた餅を軽トラック二台分廃棄処分した。
賞味期限を過ぎたといっても、まだ充分に食えるし美味い。
ここ数日の晩飯は、こんな餅ばっか食っている。
ビニールパックを破いて荷台に放り投げ、荷台に一杯になると掘った穴に埋めるのだ。
後味の悪い仕事である。
もったいない、というよりは罰当たりな事をした罪滅ぼしの意味で、段ボール六箱分を貰って友人達に宅急便で送ることにした。
実家に持って帰った分は、お客さんにお土産に持たせ、後輩や親戚に配って歩く。

一番大きな箱は、三鷹市で社会運動をしているヤドカリハウスの山田征さんの家へ送った。
二番目に大きい箱は、信州の遊学舎宛てだ。
どちらも人の出入りが多いので、喜んで貰ってくれた。

征さんは知る人ぞ知る草の根運動の草分け的存在で、もともとはごく普通の主婦だった。
五十年程前の征さんが新婚当初、若夫婦には遊ぶお金が無かったので、ある休日に多摩川の土手にピクニックに行ったそうだ。
その時に見た光景が、その後の征さんを、普通の主婦から多忙な社会運動家として方向付ける事になったらしい。
多摩川に下水が流れこんでいる所で、排水口から石鹸の泡がモコモコと人の背丈ほども盛り上がって、シャボン玉みたいに風に吹き飛ばされていたのだという。
その光景をみた征さんはとても心が痛み、以後は合成洗剤の使用を一切止めた。
主婦のネットワークをなめてはいけない。
征さんの一人だけの合成洗剤不使用・不買活動は、口コミで次第に幼稚園仲間、そしてその周囲に広がっていった。
やがて征さんの活動は、環境問題、有機栽培の野菜や有機米による学校給食運動、石垣島の白保の空港建設問題、反原発運動、人権問題など多岐に渡っていく。
その活動範囲は、国内に留まらず海外のスラム街や山奥まで広範囲だ。

征さんの様々な運動は、いつも征さん個人が何かの問題意識を持ち、私ひとりだけでもなんとかしなきゃ、と自分の出来る事を地道に始めるのだ。
そうすると、いつの間にか周りの人たちが「私に出来るお手伝いをさせて下さい」と自然発生的に集まってくるパターンになるようだ。
征さんは強力なリーダーシップや、人を惹きつけて止まないという個性的キャラクターを持っているわけでは無く、静かで落ち着いた声を持つ本当に何所にでもいそうなオバサンだ。

俺の送った餅は、きっと近隣のホームレス達を、事務所代わりの民家であるヤドカリハウスに集めて、風呂に入れた後にでも振舞って貰えるだろう。
征さんとホームレスとの付き合いも長い。ある日、公園で野宿する人品卑しからないホームレスに何でホームレスになったの?と聞いたら、田舎から出稼ぎに来たけど不況で仕事が見つからず・・・なんて話しを聞くと、すぐに自立支援を始めてしまう。
就職の斡旋や、ホームレスに公園の落ち葉を集めて貰い、トラックに乗せて近隣農家に堆肥の販売、出来たお金で炊き出しや衣類の提供、自宅で風呂に入れる、なんて具合だ。
征さんは執筆活動や講演活動もしているが、その収入は全部こんな「ひとりNGO」に使われている。

何年か前に、新米が田舎から届いたので残った古米を生ゴミに出す、なんて話しをしている主婦がいた。
20キロくらいある、というので早速貰いに行って、その足で征さんの家に届けに行った。
別の主婦は、食品庫を整理したら賞味期限を1年過ぎた未開封のハチミツが出てきたので捨てた、と言っていた。ハチミツは腐らないよ、と教えたが「だって気味が悪いんだもん!」と言っていた。

もったいないは、mottainaiという国際語になったなんて話をよく聞くが、今の日本には本当にもったいない、と心から言える人が何割いるのだろう。
日本全国で出る生ゴミの内、食えるのに捨てられる生ゴミは三割あって、総重量は年間七百万トンになるらしい。
その内訳は、スーパーで安売りされた食品を買い溜めして、冷蔵庫に入れていたら賞味期限を過ぎたので捨てる、というパターンが多いらしい。
しかしその三割を金額にすると,日本の農林水産業の総生産額と同じくらいの金額になるそうで、その分を世界中の飢えた人に分けた場合には一体、何人が死なずに済むのだろう。

世界の何所かで、三秒に一人が餓死しているそうだ。

何か自分に出来る事はないだろうか?黙って見過ごす事は出来ない・・・なんて思う人は、征さんの本を読んで自分に出来る事を見つけて下さい。
「山田さんのひとりNGO」(現代書館・千八百円+税金)が入門書になります。
征さんは活動の一環として「ニライカナイ・ユー」という通信を発行していますが、この本はその通信をまとめたものです。
ニライカナイ・ユーは今時に珍しく、わら半紙にガリ版刷りの通信で、郵送で送られてきますが、その封筒も広告やカレンダーをパッチワークにして手作りするという懲り様です。
ちゃんと綺麗な模様や写真が、よく見えるように工夫して作られた世界に一通だけの封筒です。
征さんからの手紙も、広告用紙や包装紙の裏側にビッシリと手書きされているので、「もったいなくて」捨てられません。
紙は資源、自分たちのささやかな手間隙が、森林伐採を少しでも減らす工夫になるという考えらしい。でも、わざわざ写真や模様が綺麗に見えるようにパッチワーク方式で封筒を作るという事は、その中にも遊び心を忘れていないという事。貰った相手が思わず微笑む様を想像して、愉しみながら封筒を手作りしてるんだろうな、と思います。
そんな事の積み重ねが、征さん流の「自分に出来る事」です。

この本を買えば、征さんの連絡先が出ていますので、手紙で他の書籍も注文可能です。
書籍の売上は慈善活動に使用されます。
注文する時に、使用済み切手や使用済みテレカなど同封すると喜ばれます。それらを海外のコレクターに売って、活動資金の一部にしているのです。

また、多額の遺産や宝くじに当たって使うあてのない大金を持っていて、どこかに寄付を考えている人(なかなかいないだろうけど)は、慈善事業に名を借りた宗教団体の集金活動や、天下り役人が代表や理事を務めるNGO団体(寄付金の六割が職員の給与になっている団体もあるらしい)などもあるので、充分にお気をつけ下さい。
どうせなら、素性のはっきりした、運営資金を必要としない征さんのような手弁当の社会運動家なら、寄付金が確実に本当に必要な処に使われます。
但し、中には寄付金を平気で着服する輩や、社会運動をする人間の福利厚生費として当然である、と個人の飲食代も浄財から捻出するセミプロなど実際にいますから注意の程を。
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by jhomonjin | 2010-11-13 22:44 | 何やってんだっ! | Comments(2)