21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2012年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧

これから糸西タイムズさんで毎月第1・3・5水曜日に連載が始まる「縄文来福」をブログでもアップしていきます。
これまで俺のブログ観て興味を持った東京のテレビマスコミ関係者から電話取材やら直接取材やらを何回か受けてきたが、ろくにブログを読みもせずに縄文カヌープロジェクトについて根本的なことを何度も聞かれて辟易しております。
仕事中に突然取材電話貰っても、マスコミ受けする気の利いた端的表現なんか出来ねぇよ!
仕事と遊びでは思考回路が違うんだかんな。
だからマスコミ関係者は、「縄文来福」のカテゴリーを時系列で読んで貰えればプロジェクトの概容が把握できると思うので、まず予備取材をしてからメールやら電話をくださいな。
f0225473_20251271.jpg
本文とは関係ないけど、小滝丸の船首内側部分。手繰チョンナという道具で削り出してある。中には電動工具でツルピカに磨けばいい、なんてお節介を焼く人がいるけど、俺は手仕事の荒々しさを残してある方が好きだ。

以下「縄文来福」記事

「この翡翠大珠は、五千年前に新潟県糸魚川市から日本海を丸木舟で直接運ばれて来たものです。」と学芸員は断言した。
もう十五年以上も前に青森の三内丸山遺跡を訪れた時の事である。
記録の無い大昔の事が何故断言できるのか?と質問したら、途中の山形・秋田の縄文遺跡から翡翠の出土が極端に少ない事から、海上ルートだと断言できるのだという。
「糸魚川には遊ぶ所がなぁ~も無い。」という話しを子供の頃から何度も聞いていたので、私は漠然と糸魚川って面白くない所なのだと思い込んでいた。
ところが我が五千年前のご先祖様は、今風に言えば地場産業を起業して、日本海を縦横に航海する海洋民だったらしいのだ。
面白い。
当時私は都会で暮らしていたので、何時かUターン帰郷したら自分で丸木舟を作り、青森まで航海して翡翠の海上ルート説を実証してやろうと決意した。
自分の趣味の木工とマリンスポーツ、考古学が同時に楽しめるのだ。
面白く田舎暮らしが送られそうだ。
「日本海縄文カヌープロジェクト」はこうして始まった。
[PR]
by jhomonjin | 2012-01-19 22:43 | 縄文来福 | Comments(0)
今日は体に力が入らずにカヌー作りは午前中で中止。
疲れが蓄積して昼休みに爆睡してしまった。

昼からは市内青海町の「竹のからかい」を観に行く。
国指定民俗無形重要文化財の小正月の「塞ノ神」の行事だ。
f0225473_2143271.jpg
この祭りは東西二手に分かれて竹で綱引きをする。おまわりさんだって祭りに参加・・・させられている。ミゾレが降る寒い中でご苦労さんである。

f0225473_2143574.jpg
なぜか参加者は隈取をすることになっている。ファンキーである。

f0225473_21445434.jpg
竹を引きあっているところ。左側が西方で右側が東方。最前列の人が相手が嫌がっているにも関わらず微笑みながら抱き付いているように見える。ブキミである。

f0225473_21472882.jpg
最後は正月飾りを浜で燃やす。ビニール毎燃やしても平気だ。おおらかである。手前のおじさんは石油を掛けて燃やしていて煙でむせているところ。

f0225473_21514743.jpg
「チョ~ウ、チョウ、サアーギノチョウ ナ~ノハーニィト~マレ」と左義長の歌をヤケクソ気味に唄いながらのドンド焼き。酒でも飲んでないと寒くてやってられないだろう。どんな意味があるのか反時計周りに歩いていた。
[PR]
by jhomonjin | 2012-01-15 22:11 | 田舎暮らし | Comments(0)
今日1月9日で二隻目縄文カヌー「明星丸」を作り始めて実質十日が経過。
(樹皮剥きは別に二人がかりで1日かかった。)
着工が12月28日なので正月気分も無かったが、お蔭様でまだメタセコイヤは水分をタップリ含んでいて、ひび割れは起きていない。
f0225473_20442628.jpg
十日間でここまで出来た。お手伝いも来たけど実質は一人作業。本当は今日は舟底の成形をしていたのだが、「糸西タイムズ」さんが取材に来たので見栄えの良いように引っ繰り返しての撮影。逆にするとだと柱状の物体だ。

ここまでの工程は四角四面に作っていって、これから後は曲面やカーブを削り出していくので、ずっと舟らしくなってくる。

正月気分が無かった代わりに、今回はラオスの独楽回しの紹介。
f0225473_20535464.jpg
ラオスのアカ族の山村で独楽回しをしている少年達を発見。彼らの独楽は柿みたいな形をしていて、形はバラバラだったけど同様な独楽が市場でも売られていたので、手作りではないようだ。







f0225473_210792.jpg
喧嘩独楽という訳でもなく、誰が長く廻せるかという牧歌的な楽しみ方で遊んでいた。しかし勢いよく独楽を廻したり、独楽の性能を高める工夫をしたりといった工夫や、身体扱いの稽古という側面もあって、これぞ正しい子供の遊びだ。

f0225473_2185176.jpg

独楽回しの子供達に混じって、ちっちゃな子供が泥んこ遊びをしていた。ちっちゃいからまだ独楽を買って貰えないのか?別な遊びをしていても、仲間外れにならずに同じ場を共有して楽しそうだった。


「お正月には凧揚げて、独楽を回して遊びましょ」という歌詞の擦りこみで、正月らしさを気分だけでも味わおうとラオスの独楽回しの写真を掲載したが、実際の新潟の正月時分には雪があって凧揚げも独楽回しも出来ない。
屋内で遊ぶ事が多いから、新潟出身の漫画家が多いんのだとよく言われているのだよ。
[PR]
by jhomonjin | 2012-01-09 20:57 | 日本海縄文カヌープロジェクト | Comments(0)
今日、1月4日時点で明星丸の芯材除去が終了。
12月28日から着工して大晦日と元旦も休まずに8日間かかった。
5日目くらいからガクンと疲れだすが、なんとか乗り切った。
有り難いことに作業場と家路の間には「糸魚川温泉」があって、市民は五百円で入浴できるから、ここ数日は温泉で温まってから帰宅している。
晩メシを喰ったらバタンキューと眠りこける子供のような生活。
f0225473_2242625.jpg
間借りしている親方の正月飾り。暮れに大掃除を手伝った。小滝丸と明星丸にも小型の鏡餅と酒を添えたが、俺は休み無く作業させて貰った。

f0225473_22105264.jpg
舷側を削り出しているところ。つまり舟の上側で、ここを平にしてから中を抉っていく。この作業がもっともダイナミックで格好いい。電動カンナを使えば楽だけど、美しい斧目に拘っているので人力作業だ。

現在の明星丸は60%ほどの完成状態で、大分舟らしい格好になってきた。
丸木舟作りは、ここまでがイチバン大変なのだ。
今回は節の無い部分を選んで作ったので、選択の余地の無かった小滝丸に較べてかなり作り易かったが、凸凹の部分が極端だったので、用材の最大限の有効利用をするために墨出しにえらく時間が掛かった。
迷って、考えて、悩んで「もうこれで大丈夫!」という声が聞こえるまで粘って用材と睨めっこが続くのである。それが何段階も積み重なっていく。
例えば前日の夕方に悩みぬいた末に墨出しした線に対して、翌朝に線の通りに斧を入れていくと、昨日の自分と今日の自分が会話しているような不思議な感覚があるのだ。
これは面白い感覚だ。
局面ごとに自分がいて、それぞれ他人のような感じがするのである。

今の所は全長5・4m×幅50cm強×高さ60~55cm前後で、波のある海でも余裕の航海能力が見込めそうだ。
海なら三人定員だろうから、小滝丸よりひとまわりでかくなった。
f0225473_22163944.jpg
1月4日時点。推定重量1t未満になったようなので、移動式天井クレーンで吊上げて作業台に乗せた。これで作業性は飛躍的にアップする。4t近くあった搬入時から移動作業が大変だったのだ。


あとは休日毎の作業でも2月中には完成するだろう。
5月連休には進水式を予定しているので、それまでアウトリガーやパドルをゆっくり作れる。

さて、新年の落とし玉ですわ。
地元タブロイド版新聞「糸西タイムズ」さんの好意で、1月中旬から隔週水曜日に「縄文来福」という連載が決定した。
一年続くそうである。
四百字という制限つきなので、端的表現のいい勉強になる。
どこかの出版社の目に留まって、出版依頼でも来ねえか?と期待しとりますけん、オファーば待っとります。
青森までの資金源を稼がんきゃならんケンね。
[PR]
by jhomonjin | 2012-01-04 22:42 | 日本海縄文カヌープロジェクト | Comments(4)