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21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
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明星丸冬ごもり

二隻目縄文カヌー明星丸を高浪の池から引上げて新しく借りた倉庫に収納した。
俺の軽トラに積み込みしようとしたら重量200キロの明星丸は4人でも積み込みができず、日を改めて㈱後藤組さんに頼んでユニック車で運搬してもらう。
新しい倉庫は藤崎という海岸べりにある潰れた鉄工所の建物なので電源はない。
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後藤組さんに高浪の池からユニック車運搬してもらった日は雨後晴れ。もう2週間前のことだが、高浪の池を見下ろす明星山には虹がかかっていた。今はもう雪が積もっているはず。


倉庫には大形シャッターがあって、ユニック車はそこからでなければ中に入れない。
しかしシャッターは電動だから電源がないので動いてくれない。
効率は悪いし大変だけど予備の手動開閉チェーンを巻けば開けることはできるので問題ないが、急いで巻き上げてたらチェーンがプーリーから外れて動かなくなってしまった。
困った。
後日に二連梯子を持ってきてプーリーにチェーンを巻きなおせばシャッターは元通りに復旧できるが、困ったのはユニック車に積んだ明星丸をどうやって倉庫に入れるかだ。
オペレーターの吉沢さんは慌てず騒がず、幅80センチのドアからクレーンに吊ったまま倉庫内に収めようと提案してくれた。
二人で知恵を絞って工夫した結果だが、現場を見て無い人なら信じられないほどの曲芸技で倉庫に収めることができた。
数々の修羅場を潜り抜けてきた現場のプロはやっぱり凄い。
吉沢さんは流石に後藤組重機部の親方だけのことはある。
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明星丸にひび割れ予防のギプスをはめて、濡れた毛布で包んだ上にブルーシートで養生する。ギプスは2×4材を船体中央でラチェットベルトで固定して、船首・船尾ではターンバックルやロープを絞って締め付けた。

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上記の「ロープを絞って締め付ける」はこうやった。ラチェットベルトも沢山使えばそれなりに高価だから、漁師から貰った古い定置網のロープを輪にして流木で捻ってあるだけだ。がっちりと船体を固定できた。

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丸木舟がひと段落した途端に体調悪化。休日にリハビリがてら木を削って遊ぶ。遊びといっても注文品のカンザシやその他で、いい小遣い稼ぎになる。ついでに屋根だけのカーポ-トの一角を半透明シートで囲んで冬対策。

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夕方になってから弁当用のスプーンを作ろうと思い立つ。作業時間1時間半で終了。自家製木工品は沢山あったけど、遊びに来たタイ在住の知人が全部買い取っていったのだ。総額3万円程度の木工品にも関わらず、20万の価値があると20万円無理やり置いていった夢のような話し!
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by jhomonjin | 2012-11-25 22:23 | 日本海縄文カヌープロジェクト | Comments(3)
先週の土日は全国から鉱物関連の店が集まって即売会をするミネラル・フェアというイベントに参加。
俺はヒスイ販売ブースで店番していたが、ディープな鉱物マニアが各地から集まってきていて立ちっぱなしでヒスイや縄文関係の話しをし続け、帰宅してから草臥れて寝込んでしまった。
体力はまだ回復していないのだ。
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土日ともに午前中は人でごったがえして写真を撮る暇もなかったが、夕方はこの程度になるので俺も店番を隣りのお店に頼んで会場内を探検。インド人が俺の着ていたインドで作ったベストを見て声をかけてきた。

県外や市外から来た「ヒスイねっと」でヒスイ製品をチェックしている鉱物好きや、このブログの読者、「糸魚川タイムズ」に連載中の「縄文来福」を楽しみにしているなんて人なんかからも「もしかして縄文さんですか?」なんて聞かれること数回。
趣味でヒスイを加工している人なんかもネットで作品チェックしてますよ!なんて声をかけてきた。
俺の知らないところで、一部では知る人ぞ知る「縄文さん」ていうキャラになってるらしい。

嬉しかったのは高校卒業以来会ってなかった同級生達とここでも再会できたこと。
男女問わず「もしかしたら同級生?」とか「俺のこと覚えてる?」「やっぱり!だよね!!」なんて照れ臭そうに聞き合って同級生と確信できた時の懐かしさっていいもんだ。

この時も高校卒業して以来のI(同級生の皆さん、ニックネームの頭文字ですよう!)が、俺の作った1万5千円の勾玉を買ってくれた。
糸魚川の人がこの値段の勾玉を買うって、滅多にないことだ。
彼は中高とバレー部に在籍したスポーツ万能で成績優秀、男前で誰にも優しかったから人気者だった男だけど、Iにして「俺、誰だかわかる?」なんて聞いてきた。
Iはモテモテの万能選手だったんだぜ、知らない訳は無ぇよう!
彼とは中学一年の時に同じクラスになっただけだし、「もしやIではないか?声かけてみようか?でもIは俺のこと忘れてるかも・・・」っても俺も声をかけるのを躊躇っていたのだ。
「俺のこと覚えているかな?」と気後れするのも、そのことを相手に尋ねることの照れ臭さや恥ずかしさはお互い様ってことか。
当日は外国製の5百円から国産品の何十万円もする作品まで、恐らく勾玉だけでも1000個は売られていたと思う。
その中からIが「形と色に惚れた」と選んだ勾玉がたまたま俺の作品で、ガラスケースから出して見せてくれと頼んだ店番が俺だった、ということ。
嬉しい・・・Iが選んだ勾玉は苦労して完成させた作品で手元に置いておきたいくらいだったから、思春期を共に過ごした同級生に買われていくのは感慨深い。
色々な思い出が甦る。

他にも群馬から来た女性が色んな人の作品が並ぶガラアスケースの中から「形が珍しくて面白い」って二点選んで買ってくれた作品が二点とも俺の作品ということもあった。
こういったことって作者と選んだ人の波長が合うってことなんだろうか?
そのうちの一点は最近考案して製品化し始めたヒスイ製の矢じりペンダント。
矢じりシリーズは甲府から来た業者さんが「ちょっと見せて!」と3度も覗きに来たので、デザインをパクる気なのかもしれない。
「俺の真似をするのは簡単さ。でもな、俺を超えるのは難しいぜ!」って、気分はストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツだぜ。
でもって同級生っていいな!
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by jhomonjin | 2012-11-18 23:34 | 糸魚川ヒスイ・石 | Comments(0)
最近パソコンの調子が悪くなってきたと思ったら、週末にフリーズしたまま動かなくなった。
姪に診てもらったら、ウイルスが原因らしく手に負えないので、買った店で相談してみろとのこと。
しかしフレッツ光でウイルスクリア契約してんのに、なんでまたウイルスなんだ?

そして行きました、パソコン持ってケーズデンキへと。
パソコン担当の副店長さんに相談したら、ほんの数分で原因を突き止めてくれた。
なんと俺が知らないうちに、中国の『百度』という会社の中国語の翻訳ソフトがダウンロードされており、そいつがどうも怪しいという。
勝手にダウンロードされていたのは、BaiduIME.exeというソフトだ。
この語学変換ソフトをダウンロードすると、パソコン使用者のネット利用状況を『百度』がいつでも覗き見できる裏機能があるとのこと。
個人情報を盗んだりもできる、つまりスパイソフトだ。
百度は、中国の国家的な陰謀に加担していると噂されている怪しいソフト会社らしい。
またこのソフトには、ウイルス対策ソフトを凍結させる機能もあるんだと。
おいっ『百度』、なんちゅうことすんだよ!バーロー!!

俺は自分で無料ソフトをダウンロードなんかしたことなんか無いが、二点思い当たる節がある。
心当たり(その1)
親友の中国人ジャーナリストからメールが来て、開いたら文字化けして意味の分からない内容だった。
その友人に文字化けした意味不明のメールが送られているよ、と返信したら彼からはメールした覚えが無いという返信。
後日、友人からメールが来て、彼のパソコンに侵入して友人の名を騙って偽メールしているヤツがいるらしく・・・多分、中国人・・・迷惑おかけしました、とお詫びがあった。
彼は中国の裏社会に通じていて、正義感に燃える熱血漢だから恨みを持っている中国マフィアも多く、かっては命を狙われて逃げ回っていたこともある男だ。
その時になんか嫌な予感がした・・・。
心当たり(その2)
副店長がパソコンの使用状況を調べたら、今年の8月25日に『百度』のソフト関係で何かが起きた形跡があるとのこと・・・。
その日は『縄文の学校』があって、早朝に関根秀樹先生が俺のパソコンでユーチューブが見られる環境設定をしてくれたのだ。
それでは俺のパソコンではユーチューブが見られなかったので、喜んでいたのだが・・・。

とりあえず変換ソフトを削除して貰ったら正常になった。
全部で20分くらいの出来事。
副店長はパソコンは素人だと謙遜していたが流石はケーズデンキ!
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by jhomonjin | 2012-11-16 20:44 | 何やってんだっ! | Comments(0)
一度は持ち直しかけた体力が、初冬になって再び絶不調。
夕方以降はがっくりくるので、ここしばらくも晩飯は僅かなオジヤだけとなって体重も再び下降。
肉や魚、脂っこい食物は受け付けなくなった。

今晩の我が家のバンゲ(晩餉)はおでん。
しばらくオジヤと漬物だけの病中料理が続いていたが、おでんを見た途端にチーズを入れたら美味そう!って閃いて久しぶりに腹が鳴った。

小鍋に食える分のおでんを入れたら、とろけるチーズを入れて温めるだけ。
チーズおでんを深めの鉢に入れたら、多めの長ネギを刻んで散らして完了。
白胡椒を振りかけて食ってみた。
美味い!
あまり美味かったので、ご飯が茶碗に軽く一杯も食えた。・・・こんなことも久振り。
やってみて下さいな。
刻んだ長ネギを多めにするのがポイント。
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by jhomonjin | 2012-11-08 19:22 | 田舎暮らし | Comments(2)
体力は回復しつつあるものの、まだ立ちくらみはするし、夜になるとフニャフニャになってしまう。
イベント続きの自分へのご褒美の続きとして、最近はT書店に漫画やDVDを借りに行っては楽しんでいるが、小学生の時に読んだ「漂流教室」を読み返して大カンドー。
筋は小学校の校舎ごとタイムスリップして未来に行ってしまった小学生達の冒険譚。
最初は懐かしさだけで読み出し、プロットを強引に繋いでいくご都合主義的な展開や、登場人物のエキセントリックな言動に笑い転げながら読んでいたけど、途中から連載時の小学生に戻ってハラハラしながら読んだ。
ついでに借りた「僕はビートルズ」も秀逸。
一晩に5冊づつ読んで寝不足の日々は続く。

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上が「漂流教室」と下が「僕はビートルズ」。T書店は全国チェーンだけあって渋い品揃えしている。近所にある本屋さんのレンタルコーナーは、通俗的な品揃えばかりで借りたい漫画もDVDもないから助かる。


作者の楳図かずおは、後年に「まことちゃん」でギャク漫画家として大ブレークしたが、70年代の「漂流教室」連載の前後は、オドロオドロしい怪奇漫画ばっかり描いていた。
この漫画の次が若返りの薬を入手した老人が主人公の「アゲイン」というSFコメディー。
主人公の孫がおかっぱ頭の幼稚園児のまことちゃんで、次回作で一枚看板に出世して「まことちゃん」になったと記憶している。
もしかしたら「クレオンしんちゃん」は「まことちゃん」をヒントにしてんのか?
かたやチ×ポコいじりで、かたやビチ×ソばかり漏らしている幼稚園児が家族を振り回すコメディー。
そういえば楳図先生が作詞作曲して自ら歌った「ビチグソロック」というシングル盤を姉貴からクリスマスプレゼントに貰ったっけ。知ってますか?凄い歌詞です。

楳図かずおは意図的にしたのか、それとも連載が忙しくて結果としてそうなったのかは不明だが、「漂流教室」のストーリー展開の脈絡の無さや唐突さ、残酷な場面が延々と続く所なんか、ラーマヤナみたいな古代の神話のようだ。
痛烈な文明批判、無常観と透明感に満ちた感動のラストなど、宮沢賢治の童話のようで不覚にも泣いてしまった。
大傑作ですよう!

「僕はビートルズ」は平成の日本人ビートルズコピーバンドが、ビートルズデビュー前の東京にタイムスリップするSF。
主人公達は、大胆にもビートルズの楽曲を先に発表して世界的なアーテストになっていく展開。
しかもファーストアルバムに「抱きしめたい」から「イエスタデイ」、「ザ・ロング・ワイディング・ロード」「カム・トゲザー」なんて初期から中期、解散までのビートルズナンバーを一気に発表しちゃたり、後楽園球場で世界初の屋外ライブまでやっちゃうのだ。
どうする本家ビートルズ!そしてコピーバンドの葛藤・・・そこがこの漫画の醍醐味だ。
ジョンが格好よく描かれているのも嬉しい。
新人作家の藤井哲夫さんの原作を「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじが描くだけあって、細部までやたらにリアル。
ライブのシーンなんか、歌詞が書かれてないのに漫画の中で演奏している曲が読み手にどの部分を演奏しているのか解るくらいのリアルさ。
実際にかわぐちさんは、漫画の中で演奏されている曲を聴きながらその場面を描いていたそうだ。
そして正確をきするために、ビートルズが使っていた楽器も全部揃えちゃったんだって。
ジョンのリッケンバッカーやポールのいバイオリンベース・・・高かったでしょうなぁ・・・。
リバプールにも取材に行ったそうで、必要経費は幾らかかったんでしょう?

しかし何故か手に取った漫画が二冊ともタイムスリップ物であった?
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by jhomonjin | 2012-11-05 00:26 | 田舎暮らし | Comments(3)