21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2013年 01月 ( 6 )   > この月の画像一覧

土曜日に白山稽古会の代講で縁のできた、石川県加賀市で動法稽古会がスタート。
記念すべき第一回目は参加者7名で、テーマは「感覚的身体と客観的身体」。
初心者対象に2時間という短い時間の稽古会だったが、ヨガの先生や、武術経験者などが多くて、「通り」がよく、いい雰囲気で終了。
次回は2月27日(土)の午後7時から9時まで。
そして、なんと3月3日には稽古会とは別に、加賀市でボクシングを教えることになった。
昔とった杵柄とはいえ、もう普通のボクシングには戻れないから、整体と古武術的な解釈をしたボクシング講座になるだろう。
詳細はお問合せください。
f0225473_20375136.jpg
翌日曜には加賀温泉の「百笑の郷」で雪遊び体験会。廃村となった積雪1・7mの山里に、地元のお年寄りが作った芸術的なカマクラ型雪だるまが歓迎してくれた。毎度、この会はスタッフも参加者も家族的ないい雰囲気。

f0225473_20414287.jpg
今回は屋根に昇っての雪下ろし講座も開講。緑色の四角い大きなスコップは「スノーダンプ」といって、雪なし県では見慣れないだろうが、雪国では必需品。普通のスコップの四倍くらいの効率があるが、重たいので慣れが必要。

整体初心者が対象の稽古は、お互いに共通言語や共通認識がない分、指導する立場の力量が問われる。
下手をすると技術の切り売りをしただけで、参加者はなんだかよく分らんと???のまま不完全燃焼で終わってしまうのだ。
このところ、やっとそこの匙加減が分かってきて、その場の雰囲気で即興的に例え話で取っ掛りを付けて、稽古の前段階の割り稽古が組めるようになってきた。
あらかじめ用意してきた例え話はあんまり受けない。
「えっ!なんでこんなんなっちゃうの!!」と参加者が未知の体験との出会いに驚き、嬉々として稽古に取り組む姿を見ると、「お金はいいですから、次回も稽古しましょうね!」と言いたくなってしまう。・・・言わないけど・・・
現場のライブ感覚って愉しい。
f0225473_2048838.jpg
スタッフ手作りのスキー場でソリや竹スキーで遊ぶ。参加した子供はスキー場より面白いと嬉しいことを言っていた。俺も子供以来久し振りにソリに乗ったが、てっぺんまで昇ると急で長いコースだから途中でギャーと悲鳴を上げた。

f0225473_20515197.jpg
俺の考案した竹スノーボードは、バインディングもエッジも無いからコース完走者は無し。スノボ自慢の大人が何人も挑戦したが、体重の軽い子供が一番上手かった。俺も5mも走らず撃沈。人間雪だるまになった。

f0225473_20581438.jpg
雪が本降りになった午後からは縄文クッキー体験会。俺が自作した石皿を売って欲しいと言う保護者がいていい気分。ドングリ粉にクルミとゴマを潰して混ぜてから、子供たちに好きな形のクッキーを作らせた。

f0225473_2121264.jpg
星形・猫型・蛇型・ウンコ型まで色々なクッキーを囲炉裏で焼いた。生地の段階で、ドングリだけ、クルミ混入後、味付けの塩や砂糖混入後と味見させて味の変化を体験させたら、子供も大人も面白がって舐め比べていた。

体験会も予定調和的な流れは面白くないので、現場の雰囲気で臨機応変に段取りや進行をしていく。
稽古会も体験会も、要は時間内に参加者が満足して、また来たいと思ってくれさえすればいいのだ。

月曜から3日間は京都での整体稽古会。
自分の稽古会の参加者たちに、どうしたら整体を学ぶことの面白さを伝えることができるのか?とこのところは休憩時間に自主稽古をよくしている。
恩師や先輩、稽古仲間を捕まえては、技の確認や俺の考案した稽古内容の検証や実験台になってもらう。
お互いに工夫し合って、あっという間に稽古ネタが作られていく。
この頃、仲間っていいなあ、とつくづく実感する。
[PR]
by jhomonjin | 2013-01-31 19:13 | 動法・整体 | Comments(0)

嗚呼、郷愁のカルタ取り

先週、今週と新年会続きだ。
土曜の夜には、友人の童話作家である小川英子さんが主催するカルタ取りに参加した。
会場は小川さんの実家で、糸魚川市の本町通りにある旧倉又茶舗。
小川さんの代表作「ピアニャン」は傑作だ。
糸魚川出身のピアノが得意な猫が、東京で活躍する涙と笑いに溢れた物語。
海外でも出版予定で、電子書籍もあるので是非ご一読を!
f0225473_23305372.jpg
付き添いの大人が子供以上に本気になったカルタ取り。お年寄りも童心に戻って微笑ましい風景。百人一首やサザエさんカルタ、糸魚川カルタ、花札もあって、入れ替え制で二日間で六十人の参加者があったようだ。
f0225473_23375084.jpg
床の間に「上刈みかん」が飾ってあった。温州みかんの北限のみかんだ。滅多に食べられない糸魚川名物だが、小さくて皮が剥き難く、甘酸っぱいところが昔の味だと、お年寄りは懐かしがる。



倉又茶舗さんのある本町通りは、かっては糸魚川で一番賑やかな商店街だった。
本町通りは雪国らしい昔ながらの雁木通りの商店街だが、車社会になってからすっかり寂しくなってシャッター街になりつつある。
俺の子供の頃は、雁木の中を押し合いへし合いしながら歩いていたのがウソのように人通りが少なくなった。
倉又茶舗さんも既に営業していないが、小川さんは築80年の古い町屋造りの実家を惜しんで年に何度か実家を解放して、町屋文化を継承する活動を展開している。
町屋造りは間口二間~三間くらいで、ウナギの寝床のように奥行があり、規模によって中庭や土蔵があったりする。
特に倉又茶舗さんは、江戸時代には北前船の材木問屋であったそうだから奥行はかなりある。
昔は住み込みの使用人もいたらしい。
世が世なら、小川さんは「ええとこのアネサ」・・・良家のお嬢様・・・であった。
f0225473_2326221.jpg
年末に新潟県でも数少なった銭湯である「滝の湯」さんが廃業した。登山客や海水役客も利用した老舗の銭湯。俺の小学生の頃までは、寺町にも銭湯があって、気の荒い漁師たちにチンポコを引っ張られて泣いた記憶がある。荒っぽかったけど、あったかい大人が多かった。銭湯の記憶は甘くて切ない。廃棄されるのを惜しまれて体重計や脱衣籠が倉又茶舗さんに引取られて展示されていた。

f0225473_234559.jpg
体重計の目盛りには、キロ単位の他に貫目も付いていたから、戦前からあるんだろう。はしゃいで体重計に飛び乗る子供や、恐る恐る体重計を計って「かまける」・・・嘆く・・・アネサを黙って見続けていた体重計だ。

f0225473_02263.jpg
竹の脱衣籠・・・懐かしい。黄色いケロリンの洗面器も懐かしいが、今でも北陸自動車道の富山県にあるSAで売られている。フルーツ牛乳、コーヒー牛乳、果汁ゼロのリンゴジュースも牛乳瓶に入っていた。

今回のイベントはその活動の一環で、二日間に渡って昔の正月遊びであったカルタや百人一首を子供たちに遊んでもらおうという企画。
俺も子供の時以来に「坊主めくり」で遊んだが、かなりの確率で二山に分けられた絵札のどちらかから坊主や皇族が出るのが分ってしまったので、一人で大勝した。
子供時分はそんなことはなかったが、これは整体で身体感覚を鍛えたせいか?
参加者の子供たちに申し訳ないが、勝負の世界は厳しいのだ。
[PR]
by jhomonjin | 2013-01-20 23:13 | 田舎暮らし | Comments(4)
前回はhotomailにログインできなくなった記事をアップしたら心配してくれた人もいましたが、昨晩5日目にしてなんとか復旧しました。
ご心配をおかけしました。

メールボックスを開けたら、臼職人の友人から火吹き竹の質問メールがきていた。
彼は以前俺が住んでいた神奈川県藤沢市鵠沼で、「柴一臼屋」という屋号の臼職人をしている。
・・・「柴一臼屋」というHP有http://www.shibaichi.com・・・
鵠沼といえば湘南の中心的存在で、かっては別荘地、そして今や日本のサ-フィンのメッカにして、夏は住宅街をビギニの姉ちゃんが闊歩する姿も珍しくないビーチタウン。
そう、俺もかっては湘南ボーイであった。
そのお洒落な鵠沼の住宅街で、斧を使って臼を作っている人がいたので話しかけたら意気投合したのが柴一つぁん。
柴一つぁんは、元イラストレターで木工好きが昂じて三〇代で臼職人に転職した偉いヤツ。
未だに斧で臼を作っている臼職人は、柴一つぁんの他にはいないらしい。
それ以後は俺が新潟に帰郷してからも、時折メールや電話で木工や民俗学の話題で盛り上がっている。

今回の質問は、火吹き竹というと先端に節を残してあって小穴が開けられているのが普通だが、柴一つぁんは、節の無いただの竹筒の方が使い易いのだが、これは間違った使い方か?というものだった。
f0225473_22161982.jpg
南インドの市場で見つけた鉄パイプを切断しただけの火吹き竹。無論、節は無いから口から5センチくらい離して息を吹き込む。インドでは東南アジアに比べて竹が少ないし、鉄パイプは竹のように先端が燃えない長所がある。

4年前に東南アジアとインドを5か月かけて回った時に、関根秀樹師匠から各国の火吹き竹の使用実態を調べてきて欲しいとテーマを貰っていたので、この件についてはフィールドワーク済みだから一過言持っているつもり。このタイミングで結果発表しちゃいます。
結論から先にいうと、節の無い筒状の火吹き竹を日常的に使っている人たちは、今でもインドにいた。
映像だけなら、アンデス地方も節無し火吹き竹を使っているのを観たことがある。
日本の火吹き竹は先端に節が残っていて、空気が漏れないように竹筒の後端に口を当て、筒の中を息で満たしてから小穴から吹き出すので、ピンポイントで狙った所に空気が送られる点と肺活量の小さい人や、慣れていない人でも容易に扱うことのできる長点があると思う。
関根師匠の考察では、インドではコップでもなんでも口を直接つけるのは不浄とされる習慣があるからではないか?とのこと。

節の無い筒状の火吹き竹の長点は、慣れてしまえば口と離れた筒の周囲の空気も巻き込むことができるので風量が大きくなること。
また上手な人がやると、シュルー、シュルルルーッと筒の側面を空気が流れる掠れた音がして恰好いい。

f0225473_22213478.jpg
コディカライという漁村に一軒だけあった食堂の厨房。竈の左に鉄パイプ式火吹き竹が置いてあることに注目。実際に使っている映像は動画で撮影したが、このブログではシステム上アップできないのが残念。

昔の日本では、使い込んで先端が焼け焦げて、節が抜けた火吹き竹も大事に使った。
江戸時代の都市部では、竹が容易に入手できなかったこともあると思うが、「吐月峰」というブランド火吹き竹まで売られて、大事に使われていたらしい。
その場合は、口を竹筒から少し話して、筒の内側側面に息を添わせて空気を送る。
インド人もそうやって火を起こしていた。
柴つぁん、流石である。
[PR]
by jhomonjin | 2013-01-16 23:33 | 旅の民俗学 | Comments(0)
この10年来使用していたhotomailがたまにログインできなくなることがたびたびあった。
しかし1月12日夜についに何をやってもログインできなくなった。
夕方までは普通にログインできてたのだ。
復旧する可能性もあるだろうが、復旧できなかったら、hotomailのアドレス帳に登録してある200件近いメアドが使えなくなることもあるだろう。
地元新聞の糸魚川タイムスで連載している「縄文来福」も、最終回なのに締切を過ぎても原稿をメール送信できず、発行日前日に滑り込み入稿という事態となってしまった。
ネットの知恵袋で検索したら、hottomeilは同じ問題に直面して困っている人が多いらしい。
Windowsがやっているのになんてこったい。

そこで今後はGmailをメインに切り替えることにした。
そこで俺のメアドを知っている人にお願いがあります。
恐れ入りますが、このブログの非公開コメントに皆様のメアドを送ってください。
名刺を貰っている人や、携帯メアドを知っている人も送ってもらえれば助かります。
コメント欄にあなたのメアドと励ましのお言葉を添えて、最後の「非公開」にチェックマークを入れれば他の人にに知られることはありませんので、よろしくお願いいたします。

最近俺にメールしたのに返信がない人は、基本的に貰ったメールは返信しているので、返信がない人はコメントにメアドを教えてください。
[PR]
by jhomonjin | 2013-01-15 21:32 | 何やってんだっ! | Comments(0)
毎年正月の三日には、NHKの恒例テレビ番組で『東西寄席』がある。
地方に住む落語ファンには、寄席の雰囲気を味わえる貴重な番組だ。
今年は新宿末廣亭を舞台に太神楽の鏡味仙三郎社中が出演していたが、太神楽とは庶民がハレの日に神社で奉納する芸能が発祥だ。
いつしか奉納したい本人から金を貰って代理で曲芸を奉納する代神楽と呼ばれる芸人衆が生まれた。
代理の神楽だから代神楽だ。
やがて縁起の良い文字を当てて太神楽となったらしい。
東京の寄席では、落語の合間にお客さんを飽きさせないように高座を彩る欠かせない存在。
f0225473_22232182.jpg
『東西寄席』で仙三郎師匠が披露していた、口に咥えたバチに土瓶を乗せる十八番の曲芸で使っていたバチと同一の予備のバチ。鏡味のマルイチの家紋と仙三郎師匠直筆サイン入りで寄席ファンはお宝の品。


一昔前の正月番組だと、「おめでぇとうううございますっ!」「何時もより沢山回していますっ!」と連呼しながらニギニギしく正月気分を盛り上げていた海老一染の助・染太郎の兄弟がテレビに出ていた。
しかし兄貴の染太郎師匠が亡くなってから弟の染の助師匠も引退した今、寄席で太神楽というと鏡味仙三郎社中と扇屋和楽社中が今でも頑張っている。
f0225473_22243596.jpg
このバチは市販品はなく、木工職人への特注品。元の部分は前歯で噛んでバチを固定させる欠き込みがあるが、この部分は芸人が自分仕様で削る。師匠が高座で使っているバチは歯型がクッキリと付いていた。

なんで俺が太神楽のバチを持っているかというと、色々と訳あって8年ほど前に仙三郎師匠から直接に予備のバチを譲ってもらったのだ。
俺が仙三郎師匠からシグネーチャーバチを譲って貰っていたら・・・お礼はちゃんとしたよ・・・、弟子の仙花さんが「いいなぁ・・・」と羨ましそうにしていた。
寄席の世界には、師弟関係だとこんな気安い関係にはなり得ないという江戸文化の奥ゆかしさが残っている。やっぱ寄席芸人っていいや。
f0225473_22345028.jpg
バチの先端は毬を乗せる芸をする時用に凹んでいる。寸法を測ると全長303㎜×直径30.3㎜と曲尺で作られていた。つまり長さ一尺×直径一寸だ。伝統芸能を支える道具はやっぱり伝統的な身体尺でなきゃってやつだ。

しかも譲って貰った場所は、現存する寄席の中でも最も古い新宿末廣亭の二階の楽屋。
楽屋に入ると、一階では出番待ちの噺家さん達が火鉢(!)を囲んで談笑していた。
この楽屋は、戦後から幾多の名人達が出番待ちをしていた落語ファンの聖地。
黒門町(桂文楽)や日暮里(古今亭志ん生)が暖を取った由緒ある火鉢が目の前にある。
談笑している噺家さんの中には、寄席の爆笑王と異名をとる柳家権太郎師匠が、きちんと正座して行儀よくお茶を飲んでいた。
三年前に肝臓癌で亡くなった古今亭志ん五師匠が何か冗談を言って辺りを笑わせていた。
凄ぇや、ホンモンだよこりゃ!と夢見心地の俺。
一階は噺家さんが着替えたり出番待ちする六畳間。
お囃子さん達もここにいるし、前座さんが師匠連のお茶出しや着物を畳んだり、ネタ帳を付けたりと急がしく立ち働くので、とても狭いのだ。
だから噺家さんの邪魔をしないようにすぐに二階に上がったので、一階楽屋をゆっくり見れなかったのが残念だったが、ほんの数秒の至福の時間だった。
二階は女芸人や手品や太神楽、漫才といった色物さん達の楽屋で、仙三郎師匠から二階に訪ねて来て欲しいと言われていたのだ。

仙三郎師匠は自称「寄席の吉衛門です!」と言うだけあって流石に男前だが、実際に会ってみるとおおらかで穏やかな人格者に感じた。
芸は人格を写す。
「こころ邪なるもの落語するべからず」とは、落語会初の人間国宝の柳家小さんが弟子に残した言葉。
小さん門下で一番出世した小三治師匠は、中学生の時に小さんに出会った時に「無愛想で怖そうだけど、なんて目が澄んでいるんだろう!」と感激して、弟子入りを決心したそうだ。
落語を始めとした寄席の世界って、お笑い芸人と称するテレビ芸人の世界とはだいぶ違う。
[PR]
by jhomonjin | 2013-01-09 22:06 | プロフェッショナルの道具 | Comments(0)
正月といえば縁起物が付き物だ。
松飾りや鏡餅、そして注連縄。
注連縄は日本だけかと思ってる人も多いと思うが、東南アジアやインドでもよく見かける。
f0225473_2312945.jpg
南インドの玄関口のチェンナイの注連縄。一見して運動会の飾りつけの万国旗みたいだが、赤い旗に混じって注連縄が張られている。もともとは村境の結界が最初だろうと思う。疱瘡などの疫病が入ってこない呪いだ。

f0225473_23171917.jpg
赤い旗に混じって注連縄も張られている。ヒンズー教の神官の自宅玄関や寺院にも張られているが、前の写真の赤と黒の旗の色にも意味がありそうだ。黒はシバ神の象徴色だが、赤はバイオパワーを象徴する血の色か?

f0225473_2323228.jpg
麻の「下がり」に混じって常緑樹の束も括り付けられていた。インドではアロエが軒先にぶら下がっていることもあるが、日本では榊や笹が祓い清めの常緑樹。クリスマスツリーは樅の樹で本来は冬至の神の憑代。

チベット仏教圏だとタンカと言って、経文が書かれた色とりどりの三角の小旗を縦横に張り巡らす。
風で小旗がヒラヒラ揺れると、経文を唱えたのと同じ功徳ありとか。
大相撲の力士がマワシの前にぶら下げている黒くて細長いソウメン状の「下がり」は、元はといえばも化粧マワシの簡易化だったらしいが、大相撲最高位が土俵入りする時の横綱(化粧マワシとは別物)には、白い紙の御幣も下がっていてモロに注連縄だ。
つまり横綱とは、荒ぶる神が降臨する人社(ヒトヤシロ)なのだ。

f0225473_23491131.jpg
インド文化圏では、麻の他に椰子の繊維をテープ状に割いて作った下がりもあり、鳥に模して結ばれていることがある。椰子繊維は光沢もあって綺麗だし、テープ状なので加工が容易で好まれる面もあるのだろう。

おそらく運動会の万国旗のルーツは軍艦のパレードの時の満艦飾あたりだろうと思うが、満艦飾も古代から続く魔除けの船飾りあたりが発祥ではないだろうか?
メデタイ縁起物でニギニギしく飾りたてれば、誰だって元気が湧いてくるし、ウキウキするもんだ。
[PR]
by jhomonjin | 2013-01-04 23:59 | 旅の民俗学 | Comments(2)