21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
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田植え初日・・・助っ人やっちゃん現る!

初日、興奮の為か朝5時には自然に目覚める。
何かやらかす時は毎度の事ながら小学生の遠足前夜みたいで、ちっとも成長しとらんねえ、と笑ってしまう。
自宅玄関前で準備していると、高校の美術部の後輩のやっちゃんがマウンテンバイクで通りがかり立ち話。チェーン除草のアドバイスをした後輩とは奴の事だ。

「これから不耕起の田んぼの田植えだ。糸魚川では多分初めての試みだ。珍しいぞう。面白いぞう!もし興味と時間があったら手伝いに来てもなんら問題ないぞう。君自身の人生経験にとって、きっと有益だと思うぞう。手伝いしなくても見学だけでも話しの種になるぞう!!」と散々言っておいたら、昼から本当に手伝いに来てくれた。有難い。
やっちゃんは高校時代はジャニーズ系の美男子だった。
だった、というのは・・・まあ、髪の話しは無しにして、とにかく昔から良い奴だ。

通常の田植えは暖かい時期で水も温いので、俺の田植え定番スタイルは、Tシャツに海水パンツ、裸足という東南アジアの田植え仕様だ。
海水パンツといってもそこはオシャレな俺の事だから、アメリカの一流アウトドアブランドのパタゴニア製のサーフィン用トランクスである。柄はもちろんアロハ模様だ。
対してやっちゃんはスエットシャツにジャージ、長靴という正しい日本の兼業農家スタイル。
トレードマークの濃紺の帽子がイカス。奴は何故か飲み会でもけっしてこの帽子を取らない。
まあ、そんな事はどうでもよろしい。
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不耕起の田植え風景
田植えをするやっちゃん。
右側の元気な草が雑草。
糸魚川でも俺の住む寺町は昔から住宅街が近く、近年はどんどん田んぼが家に変わっている。

今日は日中は暖かいものの風が吹くとちょっと肌寒く、夕方にはすっかりと体が冷え切っていた。
泥に浸かりっぱなしの指先と足は、感覚が麻痺してジンジンと痛いくらいだ。
今日は半分弱の田植えが終了した。
明日はもっと効率良く仕事が進むだろう。田植えが残れば来週やれば良い。

慣行農業の耕した田んぼなら、手植えでも2.5畝の田んぼなら一日で田植えが終わっていたハズである。
しかし不耕起の場合は耕していない分、雑草の処理と不陸(地面の凸凹)調整が不十分で、除草と不陸調整をしていたので時間が4倍くらいかかったのである。

不耕起初年度なので、随分と時間をかけて不陸調整をしたのだが、水を張ってみたら不陸がまだある事が分かり、そのまま田植えも可能だったのだが、今年その調整をやっておくと来年度以降の仕事が楽になるので均しを丁寧にしたのだ。
初年度なのでなるべく慎重に仕事を進めた、という事もある。

これから不耕起の田んぼを始めたい人は、春先に一度水を張って不陸の点検と調整をする事をお奨めします。
またその段階から深水を張って、田植えの二週間くらい前まで水気を嫌う雑草が生い茂らない工夫も検討して見てください。
もしくは稲刈り前にクローバーや蓮華、麦の種を稲の上にばら撒いて他の雑草が生えない緑肥の工夫をしたり、稲刈り後に籾殻や米糠、藁などで田んぼを覆い隠すマルチの検討ですな。
今年の刈り入れ後は、俺も籾殻と米糠、燻炭、藁の合わせ技でマルチをしてみるつもりです。
緑肥も検討しますが、なるべく他の場所から別の物を持ってくるという方法ではなく、田んぼから出た籾殻や米糠、藁を戻す、という方法が整体的な農法かと考えています。

いずれにしても不耕起の田んぼは、年数を重ねる程に徐々に仕事が楽になっていくと思います。
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by jhomonjin | 2010-05-08 23:17 | 田舎暮らし