正月気分の代わりにラオスの独楽回し
2012年 01月 09日
(樹皮剥きは別に二人がかりで1日かかった。)
着工が12月28日なので正月気分も無かったが、お蔭様でまだメタセコイヤは水分をタップリ含んでいて、ひび割れは起きていない。
十日間でここまで出来た。お手伝いも来たけど実質は一人作業。本当は今日は舟底の成形をしていたのだが、「糸西タイムズ」さんが取材に来たので見栄えの良いように引っ繰り返しての撮影。逆にするとだと柱状の物体だ。
ここまでの工程は四角四面に作っていって、これから後は曲面やカーブを削り出していくので、ずっと舟らしくなってくる。
正月気分が無かった代わりに、今回はラオスの独楽回しの紹介。
ラオスのアカ族の山村で独楽回しをしている少年達を発見。彼らの独楽は柿みたいな形をしていて、形はバラバラだったけど同様な独楽が市場でも売られていたので、手作りではないようだ。
喧嘩独楽という訳でもなく、誰が長く廻せるかという牧歌的な楽しみ方で遊んでいた。しかし勢いよく独楽を廻したり、独楽の性能を高める工夫をしたりといった工夫や、身体扱いの稽古という側面もあって、これぞ正しい子供の遊びだ。
独楽回しの子供達に混じって、ちっちゃな子供が泥んこ遊びをしていた。ちっちゃいからまだ独楽を買って貰えないのか?別な遊びをしていても、仲間外れにならずに同じ場を共有して楽しそうだった。
「お正月には凧揚げて、独楽を回して遊びましょ」という歌詞の擦りこみで、正月らしさを気分だけでも味わおうとラオスの独楽回しの写真を掲載したが、実際の新潟の正月時分には雪があって凧揚げも独楽回しも出来ない。
屋内で遊ぶ事が多いから、新潟出身の漫画家が多いんのだとよく言われているのだよ。