鉄道祭り・・・糸魚川のユルキャラ集合!
2012年 10月 14日
糸魚川駅開設100周年・大糸線全線開通55周年の「鉄道祭り」である。
俺は特産品ブースでヒスイ製品の販売が仕事。
先週の『グランフォンド糸魚川』は初対面の特定多数を相手にして愉しかったが、今週は不特定多数が相手で地元の人が多かったので、久し振りに会う同級生や年に数回しか会わないケンカ祭り仲間に会えたりして別の愉しみがあった。
なにより今回も主催者の立場でなく、その他大勢の参加者だから気楽。
あっちこっちフラフラ冷やかす時間もあったし、たまにはこんなのも新鮮でいいもんだ。
今週は半年振りの整体稽古会と、講演会が続いてネタ作りにヒーヒーしてたから気分転換。
今日は「鉄道の日」だそうだ。糸魚川駅は北陸線と大糸線が通っている。大糸線は長野の大町と糸魚川を結ぶロ-カル線で、北アルプス登山する人には有名。写真集もあって隠れファンも多い。
JR主催イベントだから鉄道グッズ関連の店が幾つもあって、マニアが集めていた。俺はまったく興味無いが、売物の駅の案内板や吊革、列車内の備品を観ていたら旅情が湧いて胸が熱くなった。
去年老朽化で惜しまれながら引退した大糸線のキハ52。木製デッキと深緑のビロード製の座席、ロールスクリーンの日除けにノスタルジーを感じる。車窓の下に灰皿と栓抜きも備えてあったと思う。子供の頃を思い出す。
急行「能登」も引退。学生の頃は上京する時にお世話になった寝台列車。俺は自由席で一晩過ごしていたが、よくそんな体力があったもんだ。終点は「ああ、上野駅」。東日本の人にとって上野駅は東京の玄関口だ。
飲食関連で一番人気は糸魚川名物になりつつある「ブラック焼きソバ」。イカ墨まぶしの焼きソバである。ブラック番長という不良のイカがイメージキャラになっているが、学ランの不良って今もいるのか?
糸魚川は南蛮エビが美味い。この三角の怪人は中国製のメフィラス星人などではなく、南蛮エビのPRキャラの「ムキミちゃん」。ゴム手袋に長靴に三角の頭。ネーミングといい、一体誰が考えたっ!怖がって逃げてる子供もいたぜ。
こちらは糸魚川市のマスコットキャラのジオマールとヌーナちゃん。ジオマールはジオパークを、ヌーナちゃんは古事記に出てくるヌナカワ姫をイメージしている。ヒスイの勾玉がシンボル。ムキミちゃんに較べて金がかかっている。
イベント会場には必ずいる一印かまぼこのSちゃん。Sちゃんのお姉ちゃんはアイデアウーマンで、「断層かまぼこ」受注生産の「デコレーションかまぼこ」なんて新商品を次々と考案している。
駅前通りをホコ天にした特設ステージでのコンサート。縄文カヌーの漕ぎ手のU田君も出場。ギャルの追っかけが「U田さ~んっ!!」と黄色い声をかけるかと思ってたら、観ているのはお年寄りや家族連ればっかだった。
ガンバレU田!