21世紀の縄文人を目指す男の記録


by jhomonjin
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げっ!千代鶴と並べてる・・・『刃物大全』献本の巻き

『刃物大全』が思いがけなく送られてきた。
送り手はワールドフォトプレス社の編集部で、取材協力のお礼だと手紙が入っていた。
これまで甲野善則先生など著者自身から献本していただくことはあっても、自分が関わった本では記念すべき初献本だ。
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改めてゆっくり読んでみたら、やっぱりこの本は素晴らしいの一言。石器から鉈・斧・大工道具・鋏・包丁とおよそ生活に必要な刃物の歴史から種類・分類・使い方やメンテナンス方法と全て網羅されている。看板に偽りない、正しくタイトル通りの『刃物大全』だ。









俺がタマゲタのが最後の方。
なんと不世出の大工道具鍛治として歴史に残る、千代鶴是秀のカンナやノミも紹介されている。
千代鶴は明治時代の名工だが、大工道具を国宝級の工芸品、美術品として通用するレベルまで高めた職人の鑑。
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これが俺の作ったバカ石器類。今ならもっとマシな石器が作れるようになったから恥ずかしい。

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これが千代鶴の紹介ページ。裏山とエベレストを同じ本の中で紹介するようなもんで、ワールドフォトプレスさんも酷なことしてくれる。ちょっとは嬉しい気持ちもあるが、千代鶴とでは雲泥の差は歴然。

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当時の心得ある大工は、いつか千代鶴の道具を!と修行に励んだそうだが、組ノミでも年収分位はしたようだ。でも千代鶴は妥協なき仕事を機械を使わず手作業でしていたので、生涯貧乏だったそうだ。

その千代鶴と同じ本に俺の石器が紹介されているなんて畏れ多いことだ。
素人の手慰み作品と、人間国宝級の職人がイノチがけで作った芸術作品。
まあ、出てしまったもんは仕方ない。
笑って許してもらおう。
皆さん良いお年を。
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by jhomonjin | 2012-12-30 22:07 | 縄文